台湾新幹線雲林駅の地盤沈下深刻  県などが対策急ぐ

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(雲林 9日 中央社)経済部(経済省)水利署の調べで、昨年12月に開業した台湾高速鉄路(新幹線、高鉄)雲林駅の地盤が昨年1年間で6.6センチ沈下していたことが分かった。安全性に問題はないとしているが、雲林県では対策を講じる方針を示している。

雲林県では地下水の過剰くみ上げによる地盤沈下が深刻となっており、2014年にも同県内を走る高鉄の高架が年間で4.6センチ沈下していた。水利署によると、昨年は県内659平方キロメートルの土地に影響があった。

少雨で地下水が減り、近年としては大幅な沈下が生じたとみられる。県では中央政府の協力を得ながら「(地下の)水資源の均衡を保ちたい」としている。

一方、同県は来年の台湾ランタンフェスティバルの開催地として決まっているが、「10日程度のイベントでは地盤への影響はないだろう」としている。

(葉子綱/編集:齊藤啓介)