8日、韓国・ソウルの警察に「外国人が山に炭疽(たんそ)菌をまいたようだ」との通報が入り、警察が出動する騒ぎがあった。資料写真。

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2016年5月8日、韓国・ソウルの警察に「外国人が山に炭疽(たんそ)菌をまいたようだ」との通報が入り、警察が出動する騒ぎがあった。韓国・聯合ニュースなどが伝えた。

ソウル水西警察署は8日午後1時ごろ、「外国人が大母山の頂上で炭疽菌とみられる白い粉をまき、逃げるように下山した」との通報があったと明らかにした。大母山は市内江南区にある低山で、気軽な散策が楽しめる。

通報を受けた警察が現場を捜索したところ、通報者が生物兵器に使われる炭疽菌と思い込んだ「白い粉」には危険性がないことが判明した。山を走るスポーツ「トレイルランニング」を楽しんでいた米国人ら外国人のグループが、後から来る走者のためにコースの目印としてまいた小麦粉だったのだ。

韓国では昨年、米軍が生きた炭疽菌など危険物質を韓国に搬入し国内で実験に使用していたことが判明し、大きな問題となった。今回、警察に通報した中年の男性は「白い粉が以前テレビで見た炭疽菌に似ていた」と語ったという。

これについて、韓国のネットユーザーからは次のようなコメントが寄せられている。

「通報した人を悪くは言えない。安全不感症で通報しない人や、他人に関心を持たない傍観者よりはましだよ」
「通報の精神は正しいと思う。怪しければ必ず通報すべき」
「こういう姿勢が大きな問題を防ぐ原動力になるはず」

「登山で道に迷って救助隊を呼ぶおじさんたちよりましだ」
「お骨をまいたのかと思った」
「挙動不審な人を見たら通報するのは当然」

「通報した人を表彰してあげて。この安全不感症の国では本当に立派な方だよ」
「これが麻薬だったらと思うと…」
「これは疑われても仕方がない状況だ」
「山で何をしてくれてるんだ?これは汚染であり迷惑」(翻訳・編集/吉金)