5日、作曲家で世界的なシンセサイザー奏者として知られた冨田勲氏が慢性心不全のため都内の病院で死去した。昨年5月に北京市でコンサートを開いた冨田氏の訃報に中国からも哀悼の声が届いている。写真は冨田氏に付き添い中国を回る耿忠氏。耿忠氏提供。

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2016年5月5日、作曲家で世界的なシンセサイザー奏者として知られた冨田勲氏が慢性心不全のため都内の病院で死去した。84歳だった。冨田氏はドラマや映画の音楽を数多く担当してきたほか、2015年5月には日本のバーチャルアイドル・初音ミクと共に北京市でコンサートを開き、多くの中国人を魅了した。

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冨田氏の訃報には中国からも哀悼の声が届いている。日中の映画交流活動に尽力し冨田氏の昨年5月の北京でのコンサートを共同主催したムーランプロモーションの耿忠(こう ちゅう)代表取締役社長は、「偉大な音楽家冨田勲先生の訃報は今でも信じられない。昨年5月に北京で開かれた先生の『イーハトーブ交響曲コンサートin北京』は大きな反響を呼び、幼い頃に生活していた青島や、上海でのコンサートも約束していた。先生が音楽の原点である天壇公園(北京)にある回音壁を訪ね、子どものように笑っていた姿はいまだに忘れられず、突然の別れを受け入れることができない!。先生は母の日(8日)を間近にして天に召されたが、もしかしたらお母様に会いに行ったかもしれない。冨田先生のご冥福を心よりお祈りする」と哀悼の意を表した。(翻訳・編集/内山)