中国国内では、飛行機の遅延やキャンセルを巡って空港や航空会社と乗客がトラブルになるニュースに触れることが少なくない。中国メディア・捜狐は7日、飛行機に遅延が発生した際における、日本の航空会社の対応について解説する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF) 

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 中国国内では、飛行機の遅延やキャンセルを巡って空港や航空会社と乗客がトラブルになるニュースに触れることが少なくない。中国メディア・捜狐は7日、飛行機に遅延が発生した際における、日本の航空会社の対応について解説する記事を掲載した。

 記事はまず、日本の航空会社はそもそもフライトの遅延がとても少なく、定時出発率が90%以上と世界平均レベルを大きく上回っていると紹介。そのうえで、残念ながら遅延が発生してしまった時、日本の航空会社は直ちに乗客に通知、状況説明し、スケジュールを調整することで、損失を軽減することに努めると説明した。また、各会社の公式サイトやメールでも速やかに情報発信を行うとした。

 さらに、乗客が遅延の原因や新しい出発時間を尋ねることなく、スタッフがすすんで謝罪を行うとともに詳しい説明を行うとも解説。その後飛行機が目的地に到着した際にも乗組員全体が謝罪すると伝えた。そして、遅延やフライトキャンセルによって生じた損失について、航空会社が規定に基づき迅速に費用負担や、飲食の提供などを行うと説明している。

 このほか、日本にはクレジットカードなどに飛行機の遅延保険がセットされていることがある点、遅延によって到着が深夜になった場合は航空会社が速やかに交通費の支給ないしは立て替え精算を実施する点などについても紹介した。

 記事は最後に、「飛行機は天気の影響が非常に大きく、不可抗力による遅延は致し方ない」としつつ、「しかし、日本の航空会社は乗客にもたらされる損失を最低限にまで抑えているのだ。どうりで日本では遅延が生じてもトラブルが少ないわけだ、と感慨を抱かずにはいられない」と締めくくった。

 遅延に対する補償の手厚さや迅速な対応というのは、遅延の発生する頻度が少ないからこそ実現できるものと言えるのではないだろうか。頻繁に遅延が発生するなかで手厚い補償をしていては、航空会社の経営はあっという間に成り立たなくなる。遅延やキャンセルに対する対応の良さは、問題がめったに発生しないことの裏付けなのだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)