5日、中国の故宮博物院は、北京市にある故宮・隆宗門の西で初めて確認された元の時代(1271年−1368年)の地層から、元大内(皇居)とみられる遺跡が見つかったと発表した。

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2016年5月5日、中国の故宮博物院は、北京市にある故宮・隆宗門の西で初めて確認された元の時代(1271年−1368年)の地層から、元大内(皇居)とみられる遺跡が見つかったと発表した。新京報が伝えた。

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故宮研究院考古研究所の李季(リー・ジー)所長によると、隆宗門の西で発見された地層は、(1)清代中期のれんが敷きの地面、れんが製の排水口、(2)明代後期の壁、門道の基礎、れんが敷きの地面、れんが製の石柱の基礎、明代初期の建築物の基礎、(3)最下層の突き固めた土による基礎、に分けられる。最下層は、同遺跡の最も早い堆積物と判断され、その年代は元とみられるという。

元大都と元大内の位置は長い間分かっていなかった。故宮は皇族の遺跡、元・明・清の中心地帯であることから、元代の皇居も紫禁城付近または北海瓊島区域にあったと推定されていた。(翻訳・編集/柳川)