海岸巡防署・東港安検所提供

写真拡大

(屏東 8日 中央社)台湾漁船「正得輝号」が8日午前、台湾最南端、鵝鑾鼻(ガランピ)の南東の海上で国籍不明の軍艦の追跡を受けていたことが、海岸巡防署(海巡署、海上保安庁に相当)の発表で分かった。

漁船は同日午前9時53分頃、籍を置く屏東県の琉球区漁会(漁協に相当)に所属不明の軍艦に追われていると伝えた後、連絡が取れなくなっていた。これを受けて、海巡署はすぐさま巡視船「桃園艦」(1000トン級)を派遣。午後には、巡視船が船員の無事を確認したと発表した。

問題が起きたのは台湾とフィリピン双方が排他的経済水域(EEZ)をともに主張している海域。漁会関係者は、フィリピン側は現在、自国の接続水域内で取り締まりを行っているとして、各漁船に同水域の外側で操業するよう呼びかけている。

(郭シセン、游凱翔/編集:杉野浩司)