iPhoneを電気がなくても火があれば充電できる?アウトドアや緊急時に便利な折り畳める超小型発電機
山や海でキャンプするときもスマホは必需品だ。しかし、バッテリーを充電しようと思っても屋外には電源が無いことが多い。
自分の車があれば車内のシガーソケットから充電が可能だが、バスや電車で出かけた場合は現地での充電方法は一切無くなってしまう。
そんなアウトドアユーザーの悩みを解決できる「FlameStower Charger」は、電源の無いキャンプ地でもスマホを充電できる夢のようなアイテムだ。
FlameStower Chargerは、なんと火を使って電気を生み出すことができるハンディーサイズの発電機なのだ。
バーベキューをしながらその横でスマホを充電する、なんてことが可能になるのである。
火と水で発電するFlameStower Charger。アウトドアの強い味方だ
FlameStower Chargerの利用に必要なのは火と水、たったそれだけである。
持ち運びやすいよう、折り畳める形状になっているので、旅のお供に手軽に持っていくこともできるのだ。
利用するときは、
・スタンドを引き出して地面の上に立てる
・片側に伸びた板の部分を火に当たるような位置にセットする
・本体の上に付属のカップに水を入れて乗せる
そしてあとは火を起こせばFlameStower Chargerが発電してくれるというのである。
スマホの充電はFlameStower Charger本体から伸びているUSBケーブルを使う。
iPhone用のLightningケーブルや、Androidスマホ用のマイクロUSBケーブルを接続することができる。
発電能力は2.5時間でスマホを満充電できるほどだという。また1分間の充電で2分間のスマホ通話も可能だとのこと。アウトドアでの緊急時にも役に立ちそうだ。
カセットコンロを使ってキャンプ地でもスマホを充電できる
FlameStower Chargerは火と水を使って発電するというアイディア商品だけに、製品化もされずアイディア止まりの製品と思うかもしれない。だが2013年に製品のコンセプトが発表され、2014年には実際の製造を開始、2015年から販売が始まっている。
アメリカのAmazonでも99.99ドル、1万円強で販売されている。実際の購入者の声を聞くと、バックパッカーなど世界を旅する人からは最高の評価を受けている。一方、カタログにある5Vの出力に対して実際は3V程度しか出ない、といった声もきかれる。このあたりは火と水を使うだけに、出力はやや安定しないのかもしれない。
コンパクトに折り畳める。アウトドアだけではなく緊急時のために常備しておくのもよい
FlameStower Chargerは、その気になれば家庭のガスレンジやろうそく、さらにはライターの火でもある程度の発電ができそうである。
本体の大きさは約197x57x25ミリ、重量約227グラムと、旅行時にもかさばらないし、緊急用品として常備しておくのもいいだろう。メーカーには日本での正式な販売もぜひお願いしたいものだ。
山根康宏
自分の車があれば車内のシガーソケットから充電が可能だが、バスや電車で出かけた場合は現地での充電方法は一切無くなってしまう。
そんなアウトドアユーザーの悩みを解決できる「FlameStower Charger」は、電源の無いキャンプ地でもスマホを充電できる夢のようなアイテムだ。
FlameStower Chargerは、なんと火を使って電気を生み出すことができるハンディーサイズの発電機なのだ。
バーベキューをしながらその横でスマホを充電する、なんてことが可能になるのである。
火と水で発電するFlameStower Charger。アウトドアの強い味方だ
FlameStower Chargerの利用に必要なのは火と水、たったそれだけである。
持ち運びやすいよう、折り畳める形状になっているので、旅のお供に手軽に持っていくこともできるのだ。
利用するときは、
・スタンドを引き出して地面の上に立てる
・片側に伸びた板の部分を火に当たるような位置にセットする
・本体の上に付属のカップに水を入れて乗せる
そしてあとは火を起こせばFlameStower Chargerが発電してくれるというのである。
スマホの充電はFlameStower Charger本体から伸びているUSBケーブルを使う。
iPhone用のLightningケーブルや、Androidスマホ用のマイクロUSBケーブルを接続することができる。
発電能力は2.5時間でスマホを満充電できるほどだという。また1分間の充電で2分間のスマホ通話も可能だとのこと。アウトドアでの緊急時にも役に立ちそうだ。
カセットコンロを使ってキャンプ地でもスマホを充電できる
FlameStower Chargerは火と水を使って発電するというアイディア商品だけに、製品化もされずアイディア止まりの製品と思うかもしれない。だが2013年に製品のコンセプトが発表され、2014年には実際の製造を開始、2015年から販売が始まっている。
アメリカのAmazonでも99.99ドル、1万円強で販売されている。実際の購入者の声を聞くと、バックパッカーなど世界を旅する人からは最高の評価を受けている。一方、カタログにある5Vの出力に対して実際は3V程度しか出ない、といった声もきかれる。このあたりは火と水を使うだけに、出力はやや安定しないのかもしれない。
コンパクトに折り畳める。アウトドアだけではなく緊急時のために常備しておくのもよい
FlameStower Chargerは、その気になれば家庭のガスレンジやろうそく、さらにはライターの火でもある程度の発電ができそうである。
本体の大きさは約197x57x25ミリ、重量約227グラムと、旅行時にもかさばらないし、緊急用品として常備しておくのもいいだろう。メーカーには日本での正式な販売もぜひお願いしたいものだ。
山根康宏