白石あさえの目指せコースデビュー! 連載●第6回
〜カリスマコーチ内藤雄士がビギナーのために特別レッスン〜

【スイングの大枠を作る】

内藤雄士コーチ(以下内藤):前回のレッスンで理想のトップ位置の説明をしましたが、今回はフィニッシュの形を覚えて、スイングの大枠を完成させましょう。

白石あさえ(以下白石):スイングの大枠って何ですか?

内藤:ゴルフのスイングにはアドレス、トップ、インパクト、フォロー、フィニッシュというふうに、それぞれの箇所を示す言葉があります。もちろん、それぞれの部分で理想の形や動き方というものはありますが、大事なのはトップとフィニッシュの形。この2箇所の形を覚えて、トップとフィニッシュをつなげれば、ほぼスイングの形はできあがります。

白石:じゃあ、インパクト(ゴルフボールとクラブが接触する瞬間)の形は覚えなくてもいいということですか?

内藤:極端に言えば必要ありません。もっと先の段階で球筋や弾道をコントロールするときにインパクトイメージというものは必要になります。初心者の段階では、どうしてもボールに当てる意識が強くなるので、インパクトに集中してしまいがち。実はそれがゴルフの上達を妨げる原因になるのです。

白石:でも、ボールに当てようとしないって難しくないですか?

内藤:そうです。だからこそ、最初のスイングを覚える段階で、飛ばそうとか当てようとかせずに、トップとフィニッシュを結ぶことだけに集中することが大切なのです。

白石:わかりました! 内藤さん、フィニッシュの正しい形を教えてください。

内藤:前回やったトップ位置の作り方とまったく逆のことをやればいいだけです。まず、アドレスした状態から左手を肩の高さまで上げます。そこに右手を合わせます。この時、右腰をぐっと目標方向に押し出すように腰を回すのがポイントです。

白石:内藤さん、右手が届かせるのって苦しいですね。

内藤:腰が回っていないからです。右足を蹴るような形にして右腰を押し込んでみてください。

白石:このときは、頭も動かしちゃダメなんですよね?

内藤:その通り。ただ、振り切った後は最終的に左足に体重が乗っていくので、その段階では頭は動いても問題ありません。

白石:ボールを見るとどうしても当てたくなりますね。でも、トップとフィニッシュだけを意識してボールを実際に打ってみたら、見ている人が驚いていたので、自分ではまったくわからないですが、少しはゴルフのスイングになっているってことでしょうね。難しいですけど、頑張って意識して練習したいと思います!

●トップと左右対称の形を作る

1.トップの形と左右対称の形を作る。クラブを持った左手を肩と同じ高さまで上げて(左)。そこに右手を添える(右)。これがフィニッシュの形。トップとフィニッシュを結ぶイメージをして、スイングの大枠を覚える。
参照:正しいトップの作り方

2.フィニッシュは完全に左足に体重が乗るようにする。クラブ振り切った後に、左足に体重を乗せるようにする。ここで初めて、頭がターゲット方向に動く。

3.フォローサイドの動きは右足を蹴るように使うことで、腰がスムーズに回転する。

4.肩を回すときに頭が動かないよう注意。体を回転させると頭が動きやすくなるので、軸をしっかりと意識することが重要。


【内藤雄士プロフィール】
ないとう・ゆうじ●1969年生まれ。東京都出身。日本大学ゴルフ部出身。ゴルフ部在籍中に渡米し、アメリカの最新理論を習得。1998年にプロゴルファーを教えるツアープロコーチとして活動を開始。日本にツアープロコーチという概念を持ち込んだパイオニア的存在で、丸山茂樹の米ツアーでの活躍の立役者となった。その後も多くのプロのサポートを行なう傍ら、ジュニアゴルファーの育成にも積極的に取り組み、日本ゴルフ界の根本的レベルの底上げに尽力している。ゴルフを中心としたメディアでのレッスンのほか、ゴルフネットワークでのトーナメント解説など、活躍の場は多岐にわたっている。

【白石あさえプロフィール】
しらいし・あさえ●1991年生まれ。千葉県出身。昨年念願だったグラビアデビューを果たし、2016年1月発売の週刊プレイボーイ6号で披露したパーフェクトボディが注目を集める。学生時代はバスケットボールをしていたというスポーツウーマンで、普通免許のほかに大型自動二輪免許も持っている。華奢な見た目からは想像がつかないアクティブな一面を持つ彼女だが、ゴルフはクラブを触ったことがある程度という全くの初心者。「ゴルフはやってみたいと前々から思っていました。今回の企画を通して、コースデビューすることが楽しみです」。身長:164cm B:94 W:60 H:88 血液型:A型

取材・文●出島正登 text by Ideshima Masato