松本潤、愛妻弁当にため息「99.9-刑事専門弁護士-」3話

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「なんだ、出番なしか」
刑事専門に異動後、初めて刑事事件の法廷に立った立花彩乃(榮倉奈々)。深山(松本潤)が珍しくサポートにまわった「99.9-刑事専門弁護士-」3話。


さっそくダジャレが出た


「いただきマングローブ」
さっそくダジャレが出た。
目を閉じて鼻から大きく深呼吸。箸を持って一口食べて咀嚼。絶対味覚の持ち主、深山がパラリーガル藤野の愛妻弁当を食べて、ため息をつく。
「京都は味が薄いんじゃなくて、素材を生かすための味付けをするんです。でもこの弁当はそれが全くできていません」
マイ調味料を取り出しておかずにのせる。
「足りない味を補うんです」
味噌ダレ、土佐醤油、煎り酒、アリッサ……ってそれを持ち歩くか。

さて、今回の仕事は、
「吉田果歩(山下リオ)25歳。会社の金庫から現金1千万を盗み窃盗の容疑で逮捕起訴された。本人は無罪を主張している」
しかし、家宅捜索で自宅の押し入れから1500万円がみつかる。無罪を主張する被告人。弁護の依頼人は、果歩と幼い頃に別れた母親・冴子(麻生祐未)。
佐田(香川照之)が概要を話すと立花が手を挙げた。

「私に担当させてもらえませんか。いつまでも彼のサポートばかりは嫌です」
深山に振り回されっぱなしの立花。プ女子の刑事弁護デビュー戦だ。

佐田は深山を見ながら笑みを含んで、
「深山、あれうまく味付けしてやれよ。あいつはまだ素材そのままだからな」
一方、怪訝そうな顔の深山。
「いくら調味料が良くても、素材が良くなかったら美味しくなりませんよ」
相変わらず口が悪い……。
一人で接見に行こうとする立花に同行を断られる深山。
「調味料いります?」今回は出番が少なそうだ。

深山VS佐田 やっぱり真逆の二人


依頼人である母親・冴子の見舞いに同行した深山。余命1ヶ月と知り、幼い果歩を置いて家を出た責任を果たそうと、貯金をはたいて弁護を依頼。

「果歩さんのことは、ほとんど知らないってことですね」
深い事情があろうが、そこに事実がないとわかればさっと引き上げる潔さ。あっさりした態度を見てうろたえる立花。
「いま一番調べたいことは何?」
深山は私情に興味がないばかりか、感情移入しない姿勢を貫いていてちょっと怖い。

余命を知った果歩は、母に会いたいがために、盗んだとウソをついてまで早期釈放を求めていた。佐田の得意技、示談交渉で早期保釈か、深山のように事実を追求するべきか、手法に悩む立花。

「判断しなさい、君は弁護士だろ」
班目所長(岸部一徳)の一言。決められないから悩んでいるわけで、解決策を教えてはくれない上司。厳しい……。

深山「佐田先生、例えばですよ。殺人容疑で起訴された依頼人が無実を訴えたとしますよね。でも、佐田先生にだけ実は自分がやった、でもやったことは黙っていてくれと告白したとします。そしたら佐田先生は無実を主張するんですか」
佐田「当然主張する。俺は依頼人が望む事を最優先するから。そこでもし黒だと分かっても依頼人が白だと主張するならウソをつかない範囲で白だと証明する方法を考える。刑事弁護とは本来そういうものだ」
深山「それが弁護だとは思いませんけどね」
佐田「これは殺人事件じゃない。示談を成立させられる案件だ」
相談しに来たものの、無言で立つ立花。
普段は淡々としているのに、熱い一面をみせた深山、部屋を出る間際に
「主任はどうしたいんですか?」
それをいま考えてる……。

料理をしながら事件の整理をする深山のところへ、裁判をするからと応援要請しに来た立花。
「わざわざそんなことをいいにくるならば、とっとと事実を探しに行けば?」
相変わらず口が悪い。でも「まずはこれ食べてさ」
『深山のラタトゥーユオムレツ』を差し出した。しかもやさしい顔と声で。
そこでキュン……とはならないのかプ女子。
佐田からは、隠された証拠を集めるために「料亭に行け」とたれ込みのメール。
立花の決断に、深山と佐田が別の角度からさりげなくサポートする。いつのまにかチームワークが芽生えてる。

最後、いつもの居酒屋のカウンターに一人で座る深山。柱に隠れて何かを見た子どもの姿のフラッシュバック映像が流れる。子どもの頃の深山か。
弁護士になった理由、事実の追求に異常なこだわりを持つ理由がそろそろ明らかになるのか?
(柚月裕実)