5日、韓国・JTBCによると、ソウル市江南区に多額の建設費を費やした韓国の伝統家屋である韓屋体験館が、完成から3年経った今も開放されることなく放置されている。写真はソウルの街。

写真拡大

2016年5月5日、韓国・JTBCによると、ソウル市江南区に多額の建設費を費やした韓国の伝統家屋である韓屋(ハンオク)体験館が、完成から3年経った今も開放されることなく放置されている。

物議を醸しているのは江南区紫谷洞の韓屋で、2013年に韓国土地住宅公社・LHが20億ウォン(約1億8250万円)を費やして、忠清南道論山にある朝鮮時代の古い邸宅を再現した。江南区は当初、母屋の6部屋を韓屋体験館として活用する計画だったものの、住民の反対を理由に3年間そのままになっているとされていた。

しかし本当の理由は別にあるようで、関連規定上、この韓屋がある住宅街の公園敷地内では商業用の宿泊施設を運営することができないことになっている。つまり、事前調査をろくに行わずに計画が進められたことが原因だというのだ。江南区は今後の計画について、「内部のリフォームを行い住民のための施設として活用したい」と話している。

これを受け、韓国ネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。以下はその一部。

「ちょっとちょっと、区役所は建設中に何してたの?」
「区役所のお偉いさんと職員に払ってもらおう。年金没収だ」
「公務員に税金を浪費されたも同然。きっちり返済させてほしい」

「面倒を起こすやつは多いけど、責任を取るやつは一人もいない…」
「人が住んでいない家は、どんな建築材料を使ってもたちまち傷んでくるもの。20億ウォンを腐った木にするつもりか?」
「韓国は分かってて建設→問題発覚→再建設の建物が一つや二つじゃない。なのに税金はたくさん巻き上げる。こりゃ第2の通貨危機もそろそろ来るな」

「建てるからには歴史や伝統、ストーリー性など特色豊かに造るべき。全国各地に韓屋があるけど、どこも似たりよったりで記憶に残らないものが多い」
「映画の撮影所として使ったら?映画のタイトルは『お前らは法を知ってるのか?』で制作費は20億ウォン」(翻訳・編集/松村)