4月18日、トヨタ・オーリスにハイブリッドグレードが追加設定されました。

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欧州市場ではすでに販売されていたため、「え、まだラインナップされてなかったけ?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。実は私もそのひとりです…

ハイブリッド仕様のパワーユニットは1.8リッターTHS供そう、先代プリウスと同様のシステムを採用しています。

燃費は30.4km/L(JC08モード)で、数値こそ現行プリウスに劣りますが、オーリスが大きく上回っているポイントがあります。

それは、大人が乗って様になるクルマだというところ。

 

高い静粛性と走行性能、高品質なインテリア、大人が似合うスタイル……どの点をとってもオーリスの質の高さが感じられます。

そして、とくに驚いたのが走りと乗り心地。

1.2リッター・ターボ仕様とくらべ約100kg重くなったハイブリッドグレードですが、クルマの“重さ”は気にならず、ハンドリングにも影響を与えているとは思えません。

しっかりと動きながらショックをうまく吸収するサスペンションはオーリスの大きな利点といえるでしょう。

ただ、回生ブレーキのフィールは気になります。

どうしても慣れなかった先代プリウスのブレーキフィールとくらべ、オーリスは独特の“クセ”は、かなり自然になっていましたが、ガソリン車しか乗ったことがない多くのユーザーはその“クセ”に戸惑うでしょう。

「私たちの大きな課題は、ハイブリッド車が“普通のクルマ”となんら変わらない感覚で乗ってもらえるようにすることです」

開発担当者のトヨタ製品企画部・天野和彦さんはこのように語ってくれましたが、電気エネルギー回収時の回転抵抗を自然なフィールにすることはやはり難しいようです。

 

とはいえ、大人が乗って様になるクルマとしてオーリスは大きな魅力があることは間違いありません。「大きなクルマ≠大人のクルマ」と考える人にとって、選択肢に入れるべきクルマだと断言します!

(文:テヅカ・ツヨシ/撮影:前田惠介)

「大人に似合うクルマがない…」と嘆く方へ。HVが追加されたオーリスが大人に似合う理由とは?(http://clicccar.com/2016/05/08/370222/)