中国メディアの捜狐はこのほど、2010年から日本の大学で勉学に勤しんでいるという中国人留学生が個人的に感じたという日本の良い点や、日中間の誤解について紹介する記事を掲載した。同記事の主張の根底に存在するのは、日本人と中国人は交流の機会を持てば必ず理解し合えるというメッセージだ。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国メディアの捜狐はこのほど、2010年から日本の大学で勉学に勤しんでいるという中国人留学生が個人的に感じたという日本の良い点や、日中間の誤解について紹介する記事を掲載した。同記事の主張の根底に存在するのは、日本人と中国人は交流の機会を持てば必ず理解し合えるというメッセージだ。

 日本人同士でも偏見や誤解は往々にして生じるものだが、これは正しい判断を下すために時間をかけたり、注意を払ったりしないために生じるとも考えられる。つまり、相手を深く知るためには注意深く、そして時間をかけることで偏見を取り去ることもできるということだ。

 記事は、日本における留学生活を通じて、初めて知った日本の本当の姿について紹介。その1つは、「国家レベル」では日中間にさまざまな問題があるかもしれないが、民間レベルにおける日中交流は非常に活発で、「日本人が中国人を排除しているという現象は絶対に存在していない」と断言している。

 また、日本では大学教授などと飲食を楽しみながら日中間に存在するさまざまな問題について「思いのままを語り合う」機会がとても多く、こうした機会を通じて互いに対する理解を深め、多くの偏見を取り除くことができていると説明。日本人と中国人が「実際に交流」を行うことが偏見を取り除くうえで非常に重要との見方を示した。

 日本が依然として侵略戦争の謝罪をしていないという中国側の主張は、中国人の対日感情に暗い影を落とす主な要因となっているが、記事は1972年に発表された日中共同声明に言及。声明文には、日本が戦争で中国国民に重大な損害を与えた責任を深く反省するという記述があることや、日本の歴代首相もこれまで何度も日中共同声明と同様の見方を示したことを指摘、「日本人との討論を通じて、日中間の問題は互いに対する誤解から生じていることを深く実感した」と表現している。

 民族間の偏見を助長する報道は日本にも中国にも存在するが、この記事の見方は非常に建設的であり、日中の明るい未来を実現させるための効果的な方法を提示するものといえるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)