7日、中国新聞網によると、中国国務院台湾事務弁公室の馬暁光報道官は、世界保健機関から台湾に年次総会への招待状が届いたことについてコメントした。写真は民進党の蔡英文代表。

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2016年5月7日、中国新聞網によると、中国国務院台湾事務弁公室の馬暁光(マー・シアオグアン)報道官は、世界保健機関(WHO)から台湾に年次総会への招待状が届いたことについてコメントした。

馬報道官は6日、WHOのマーガレット・チャン事務局長から台湾の衛生部門にWHO年次総会への招待状が届き、台湾が『中華台北』の名義でオブザーバーとして年次総会に出席するよう招待を受けたと明かした。

これについて、馬報道官は「台湾が国際組織の活動に参加することについて、われわれの立場は明確で一貫している。必ず『一つの中国』の原則を守った上で、両岸(中台)の協議を通じて適切に処理しなければならない」とした上で、「台湾は2009年からWHOの年次総会への出席が可能になったが、これは双方が『92年コンセンサス』を堅持するという政治的基礎の上にある特殊な決定だ。今年に入ってから、台湾はたびたび総会への参加意欲を示しており、われわれはそれを重視した。これは中国本土が引き続き中台関係の平和的発展を維持したいという心からの願いであり、善意でもある」とした。

一方で馬報道官は、今後、両岸関係の政治的な基礎が破壊されれば、上記の決定を継続することは困難だとの認識を強調。「一つの中国」を認めていない民進党政権が20日に発足することを念頭に置いた発言だと見られている。(翻訳・編集/北田)