2015年は延べ800万人を超える中国人観光客を受け入れたタイ。数々のマナー違反が中国人に対するイメージをダウンさせてきたが、最近は好転してきたという。写真はタイ。

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中国人観光客の増加を歓迎する一方、そのマナー違反にたびたび批判の声が上がってきたタイだが、「最近は中国人観光客に対する印象が好転してきた」との指摘が専門家から上がっている。

26日付の中国新聞網によると、タイ・チェンマイ大学の社会研究所責任者は2014年から「中国人観光客のタイ中・北部市民に対する影響」と題したオンライン調査を実施している。その結果、「現地市民と中国人観光客との相互理解が進んできた」ことが判明。市民側は文化の違いによってトラブルが起こることへの理解が進み、中国人観光客のマナー違反も少しずつ減っているという。

同責任者は「この3年間で中国人観光客が起こすトラブルも変化している」と語り、「この先もタイを訪れる中国人観光客は増え、それに伴って引き起こされる問題も変化していくだろう」と指摘。「国民と中国人観光客が問題回避に向けて一緒に努力することが必要」と呼び掛けた。

タイ当局の発表によると、15年は延べ800万人以上の中国人観光客がタイを訪れた。今年はいっそうの拡大が予測されている。(by Yamaguchi)