6日、米華字ニュースサイト多維新聞によると、中国のネット検索最大手の百度(バイドゥ)は5日正午、1989年の学生運動弾圧「天安門事件」が起きた6月4日を想起させる「六四」などの「敏感な単語」について、インターネットでの表示制限を突然解除した。写真は百度。

写真拡大

2016年5月6日、米華字ニュースサイト多維新聞によると、中国のネット検索最大手の百度(バイドゥ)は5日正午、1989年の学生運動弾圧「天安門事件」が起きた6月4日を想起させる「六四」などの「敏感な単語」について、インターネットでの表示制限を突然解除した。

表示制限が解除されたのはこのほか、中米パナマの法律事務所から流出した内部文書「パナマ文書」、ノーベル平和賞を受賞した人権活動家「劉暁波」(リウ・シャオポー)氏、天安門事件で人民解放軍の戦車の前に丸腰で立ちはだかった青年を指す「王維林(ワン・ウェイリン)」など。

これに対し、中国のネット上では憶測が交錯。「今月初め、百度に表示された怪しい医療広告をもとにがん治療を受けて亡くなった学生・魏則西さんの事件に関連がある」との指摘のほか、「百度内部の人間が勝手にやったのではないか」「百度も検閲制度に不満を持っているのか」などの意見が飛び交っている。(翻訳・編集/大宮)