お花の定期便で伝える「ありがとう」サプライズ

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大切な人を笑顔にしたい。そんなサプライズが大好きなドイツ人にとって人気のサービスが「お花の定期便」です。
春が定期的にお家にやってくる!
恋人間ではすでに知られた大人気のサービス「お花の定期便」。ネット検索ではおよそ40万件がヒットするほどです。期間を選ぶと、毎月違うブーケが新鮮な香りと共に自宅に届けられるもの。通常でもお花をもらう機会なんてめったにないことなのに、それが一度で終わると思いきや、2回、3回......と続くとなると、かなり意表を突かれることに。喜びも当然、何十倍・何百倍にもなります。
そして毎年、5月にやってくる母の日。ちょうど赤や黄色、白といった色とりどりの美しいお花があふれる良い時期とも重なり、日ごろの感謝の気持ちを込めて「春を届けたい」男性諸君も多いみたい。母親にとってはまるで、「母の日」が毎月来ているみたいでかなり驚きます。
日本男性は照れくさくて「ありがとう」が言えない感じが個人的にあるのですが、ドイツ人男性たちは女性にも負けないくらいに母親を想う気持ちが強い印象があります。花束とカードを囲み、子どもたちがお母さんのために焼いた手作りケーキをみんなでいただくなどするのが定番。まだベッドで寝ている母親のもとに、コーヒーを入れて、トレーに乗せた朝食を持って起こしに来てくれる小さい子もいます。クリスマスや誕生日のようには盛大にお祝いこそしないものの、お出かけする・食事に行く・会話を持つといった、何らかのイベントをします。母親のその存在にただ感謝、その日を母親と楽しく一緒に過ごすことがメインなのです。
歴史ある「母の日」は世界中に
「母の日」のルーツは様々ありますが、アメリカ人女性アナ・マリー・ジャービスが1907年5月12日にヴァージニア州で執り行った「メモリアル・マザーズデー・ミィ―ティング」がきっかけとも言われています。これは彼女が亡くなった母親のために行った追悼日。反響があまりにも大きかったために翌年からも続けられ、教会では白いカーネーションを500本配ったことをきっかけに、現在でもカーネーションがプレゼントの主流となっているのだと思われます(亡くなった母親には白いカーネーションを、まだ元気で生きている母親には赤いカーネーションを贈るとされている)。そのアイディアに賛同する人が多く、政治家や女性運動家たちに手紙を送り続けたことにより、1909年には「母の日」はアメリカ45州でお祝いされるまでになります。そして1914年にはついに「母の日」はウィルソン大統領により正式に祝日として議決。そんな運動が後にヨーロッパ、しいては全世界に伝わったのでした。
そんなアメリカから渡ってきたドイツの「母の日」。商業法の厳しいドイツにおいても、お花屋さんだけは日曜日にお店を開けてもいいという例外が認められるほど大切にされています(参照:freundin)。
探してみると日本でも「お花の定期便」のサービスはたくさん増えてきているようです。母親にしてみたら、大好きな家族からお花をもらえるなんて、これ以上うれしいことはありません。
image via shutterstock

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