夏に急上昇する「がんリスク」を予防する旬の食品4つ

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「旬食材にはその時に必要な健康効果がある」とはよく言います。ちょっと前は、たらの芽や菜の花などが旬食材で、“老廃物を排泄する働きがあるもの”が多くありました。

そして、これから夏にむかって美味しくなる旬食材は、暑さから体を守ってくれるものがたくさん出回ります。ただ、夏は暑さだけでなく“がんリスク“を高める紫外線などの要因もあるんです!

折角であれば、食事から“がんリスク“に対しての健康効果を期待できると嬉しいですよね?

そこで今回は、管理栄養士である筆者が、夏のがんリスクを高める要因と“がん予防”になる旬の食品についてご紹介致します。

 

■がんリスクを高める夏の生活習慣

開放的な夏は楽しいこともたくさん。ただ、気をつけないと“がんリスク”を高めることもあるので要注意です!

ではどんな夏の習慣が、がんリスクを高めてしまうのでしょうか?

(1)夏バテ

猛暑が続く近年、夏バテになる方も多くいます。特に日頃から運動や仕事などで汗をあまりかかない人は、夏バテリスクも高まります。疲れた体は免疫力が低下しやすく、肌荒れや風邪をはじめ、さらにはがんなどの病気リスクを高めてしまいます。

夏バテで食欲不振になると、がん細胞に打ち勝つ強い体から遠のいてしまいます。そして怖いのは、夏バテを放っておくこと。

夏バテは食欲不振が代表的な症状ですが、胃がんの症状にもこの食欲不振があります。「食欲がない=夏バテ」と思っていたら、胃がんに罹患していたなんてこともあります。

体調に異変を感じたら、早めに医療機関にいくようにしたいですね。

(2)薄着

キャミソールやタンクトップなど、薄着になる季節。しかし、夏は紫外線が1年の中で一番多い季節でもあります。

1日15分ほどの紫外線であれば問題はありませんが、長時間紫外線にあたれば、シミになるどころか皮膚ガンのリスクを大幅に高めてしまうのです。

(3)暑気払い

暑気払いで楽しい宴会が続くことも多い季節。暑さで冷えたビールがいつも以上に美味しく感じますよね。特に夏は19時頃でも明るいので、飲み始めが遅くなったり、長時間の宴会になったりと深酒になりやすく肝臓ダメージが大!

そして宴会となるとタバコを吸う人も多く、吸わない人でも他人のタバコの煙で肺がんリスクを高めてしまいます。さらに、〆にラーメンを食べれば、おつまみとラーメンの塩分で胃がんリスクを高めます。

(4)冷たい食べ物

冷たいものを食べる機会も夏は増えますよね。特に体を冷やすアイスクリームやシロップたっぷりのかき氷は糖分もたっぷり!

がん細胞は冷たいものや糖分が大好きなので、これらを頻繁に食べると、がん細胞を元気にさせてしまうリスクを高めてしまいます。

 

■がんリスクを抑える夏が旬の食品4つ

これらのがんリスクの多い夏、旬食材を積極的に食べてがん細胞に対抗したいですよね? 特にオススメの食品を4つご紹介致します。

(1)トマト

β-カロテンたっぷりのトマトは、水々しくて夏に丸かじりするのも美味しいですよね。特にファイトケミカルの1つでもあり、ポリフェノールの1種でもある“リコピン”は抗酸化力が強く、元気な細胞を作る手助けをしてくれます。

オリーブオイルで炒めたり、ミキサーにかけて砕きスープとして飲んだりすると、栄養分を効率的に摂ることができます。

(2)梅干し

梅干しは疲れを取ってくれる“クエン酸”を多く含みます。夏の疲れがたまってしまうと、代謝サイクルも円滑に回らなくなってしまいますが、クエン酸はその疲れを改善してくれ、代謝を上げてくれます。

(3)にんにく

食欲不振の夏は、是非にんにく料理で活力をつけたいもの。様々な研究で、にんにくを摂取することによって、乳がんリスク低減、胃がんリスク低減などがわかってきています。しかも、にんにくは米国立がん研究所が推奨する“がん予防に推奨する食品群”の中でトップクラスの食品です。

にんにくは生の状態であれば1日1片、ガーリックオイルでは1日2〜5g(小さじ1)を目安に食べるといいですね。

(4)しょうが

しょうがは、にんにく同様“がん予防に推奨する食品群”に存在する野菜。

さらに、しょうがには強い殺菌作用があるので、夏バテで体力が弱まり免疫力が下がりがちな体を元気にします。その強い殺菌力が、がん細胞の増殖や活性化を防ぐと言われています。

夏はそうめんや冷やしうんどん、冷奴などシンプルな料理が多いですが、是非このような薬味を使いながら食べるといいですね。

 

■ガンリスクを抑える夏の生活習慣

また、夏は体を冷やしすぎないように気をつけたいところ。体を冷やしすぎないことは夏バテ予防にもなります。

特に下半身が血行不良になってしまう人も多いので、下半身は厚着、上半身は基本薄着でも構いませんが、肩周りだけは温めるように服選びをするのもコツになります。

冷房がキツい場所も多いので、羽織ものを常に持ち歩くようにするといいですね。冷たいものを食べたあとは、人肌程度のお茶を飲むのもオススメです。

夏は日照時間が長いのでつい夜更かししてしまいがちですが、毎日の疲れをしっかりと取るためにも、明るさではなく時計を見ながら生活リズムを整えていくようにすると、深酒をすることもなく、夏バテ予防になります。

 

いかがでしたか? 今回は旬のがん予防についてご紹介致しました。たくさんの種類の旬素材を食べることが私たちの元気な体を作ってくれます!

特に、食欲不振のときは賢い食材の選び方をしてくださいね。

(ライター 望月理恵子)

 

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