「HUMAN」より

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 歌手で俳優の福山雅治(47)がどうも最近おかしい。月9ドラマ『ラヴソング』(フジテレビ系)で3年ぶりの連続ドラマ主演をつとめるも視聴率が1ケタ台に低迷。一部では深刻なファン離れも起きている様子で、昨年9月に結婚した吹石一恵(33)に対する評価も下がり始めている。

■フジ主演ドラマも非難の大合唱

 かつて「抱かれたい男No.1」として人気を誇った福山。昨年9月に吹石との結婚を発表し、嘆き悲しむ女性ファンの間で「ましゃロス」という言葉まで生み出した。しかし、吹石と結婚してから福山の株がどうも下り坂だ。 

 非難だらけの『ラヴソング』では、第1話にベッドシーンを披露して「太った」の大合唱をまず浴びた。その後も藤原さくら(20)との恋人役について、違和感を指摘され続けている。10月に公開される福山主演の映画『SCOOP!』も、一部で不安視されている状況だ。

 福山の容姿や体型の劣化にはファンも「福山雅治が結婚したらこんなにアンチが増えるとは思わなかった」と驚きを隠せない様子で、「みんな福山マジックから目覚めた」とまるで"あの頃は夢"と言わんばかりの意見もチラホラ見受けられる。

「結果的に見れば、吹石さんが悪いように見えますね。歌にドラマにと何をやっても上手くいって老若男女問わず人気だった福山さんが、今回の月9だけはどうにもならない。もちろん、脚本やキャスティングについてフジの責任が重いのは間違いありませんが。おまけに9日放送の第5話では、福山と同じ事務所に所属し、韓国で活躍する俳優の大谷亮平さん(35)が投入されます。"第2のディーン・フジオカ"を狙っているのが丸見えで、間接的に"福山さんでは力不足"と示しているようなもの。仮にもしこれで大谷さんの人気に火がつけば、福山ブランドの終焉を予兆しかねません」(報道関係者)

 福山と吹石は、結婚して半年以上が経過するものの、相変わらずメディアにツーショットを撮らせない厳戒体制を敷いている。挙式もファンに遠慮して、6月に海外の秘境でヒッソリやるのではないかと一部で報道されており、今のところ、どうも二人一緒の姿は拝めそうにない。

「反面、世間にオープンなのがDAIGOさん(38)と北川景子さん(29)。先日もハデな披露宴を行なって多くの方に祝福されました。福山夫妻はすっかりその裏に隠れてしまい、余計にジミ婚のイメージがついています。『ファンを大事に』という福山さんの意向を反映した結果でしょうが、一部のファンからは『コソコソしていて男らしくない』という声もあります。もうちょっと自分たちのファンを信頼して、夫婦の姿をオープンにしても良いのではないでしょうか。今回の月9大惨敗は大きなターニングポイントになりそうですね」(前出・関係者)

 芸能界は目立ってナンボの世界。結婚アピールの代わりに福山が取った選択は、娘ほども歳の差がある藤原との恋愛ドラマ。これもまた結果論に過ぎないが、オジサン感を強調する脚本のドラマに出るより、堂々と結婚発表会見を開いたほうが世間のイメージは良かったのかもしれない。はたして福山はかつての輝きを取り戻すことができるのだろうか。

文・海保真一(かいほ・しんいち)※1967年秋田県生まれ。大学卒業後、週刊誌記者を経てフリーライターに。週刊誌で執筆し、芸能界のタブーから子供貧困など社会問題にも取り組む。主な著書に『格差社会の真実』(宙出版)ほか多数。