日本の交通機関は安全で時間に正確であることは有名だが、それは日本人の真面目さと関係があるのかもしれない。中国メディアの今日頭条はこのほど、「日本の交通機関がいつも与えてくれる安心感」と題して、日本の交通機関が安心できる理由について紹介する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 日本の交通機関は安全で時間に正確であることは有名だが、それは日本人の真面目さと関係があるのかもしれない。中国メディアの今日頭条はこのほど、「日本の交通機関がいつも与えてくれる安心感」と題して、日本の交通機関が安心できる理由について紹介する記事を掲載した。

 記事の筆者は日本在住のようで、日本で毎日電車に乗っているというが、「堅実で安心感を与えてくれる」と日本の電車を称賛。交通渋滞の多い日本の都市部では、車よりも電車のほうが好んで使われる。筆者は、風景が見えるうえにガラス越しに運転士や車掌の仕事も見られるとし、彼らの仕事ぶりに感心している。

 運転士の仕事については、「簡単に見えるが、同じ動作を手抜きせずに繰り返している」ことに気づいたという。誰かが見ているかどうかにかかわらず、指さし確認などの単純に見えて重要な手順を必ず守るそのプロ意識から、人命を預かる責任感と仕事へのプライドが伝わってくる。また筆者が気に入ったというのが「録音ではない車内アナウンス」だ。録音では感じられない親近感があり、落ち着いた声でその日の天候などに合わせたアナウンスをしてくれるレベルの高さを評価した。

 さらに運転手や車掌の仕事ぶりを見ていて筆者が気付いたというのは、「列車がすれ違う時に一瞬挨拶している」ことだという。最後尾に乗っている車掌も遠くに過ぎ行く列車に対して敬礼しているのを見て、「旅の手伝いをする仕事を選んだ彼らは、旅行者の心地良い旅のために、すれ違う乗客と列車を祝福しているのではないか」と解釈し、運転士や車掌の仕事に対する意識の高さを称賛している。

 どんな業種でも、全体的に日本人の仕事態度は真面目だと言える。特に、交通機関は命を預かる仕事であり、細部まで気を抜かないことが乗客の安心感につながっていると言えるだろう。

 中国の交通機関も、近年の相次ぐ事故を受けて安全性には厳格になりつつあるが、乗務員のプロ意識には向上は感じられず、乗客に対する威圧的な態度には閉口させられる。中国のサービス意識向上にはまだまだ時間がかかりそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)