5日、韓国・ハンギョレ新聞は、6日を臨時公休日に指定する韓国政府の決定が公休日のわずか10日前に行われた裏には、臨時公休日指定を建議した大韓商工会議所の思惑や事情があったと報じた。写真は韓国・仁川国際空港。

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2016年5月5日、韓国・ハンギョレ新聞は、6日を臨時公休日に指定する韓国政府の決定が公休日のわずか10日前に行われた裏には、臨時公休日指定を建議した大韓商工会議所の思惑や事情があったと報じた。

先月25日、商工会議所は5月6日を臨時公休日に指定することを建議、これを政府が受け入れ、韓国は今年に限り5月5〜8日が4連休となった。臨時公休日指定の最大の目的は内需振興だ。商工会議所は、公休日追加に伴う生産日数の減少や追加手当の負担を懸念する加盟会社の反発を受けながらも、内需不振の深刻化を鑑み建議を決めた。1カ月余り前から検討されていたという公休日指定の建議時期が遅れた理由の一つは、加盟会社との調整に時間を要したためだ。

そしてもう一つ、商工会議所関係者が明かした理由は「国民が海外旅行に出掛けるのを防ぐため」。ぎりぎりに連休が決まり、国内の観光地や宿泊施設は予約が増えたものの、海外旅行の予約ができた韓国国民は少なかったと思われる。同関係者は「今後も臨時公休日の指定は今回と同様、予告なく突然になされる可能性が高いと思う」と話している。

これについて、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。

「みみっちいやり口であることは認める。まあ連休があろうとなかろうと、海外に行きたい人は有休を使って行くものだけどね」
「この連休はほとんどの人が家でごろごろしてるはず。出前を取るのも内需の振興にはなるか」
「今日なんか高速に乗ったら、混んでいない所がないくらいだよ」

「何も考えてない朴槿恵(パク・クネ)大統領のやり方」
「拙速行政。長い目で見られない政府」
「公休日まで自分勝手に決められてしまうなんて、韓国の法律はどこまでぼろぼろなんだ?」
「国民相手にふざける癖は治らないね」

「確かに、前から予告されてたら国内に遊びに行く人なんていない」
「こういう情けない考え方の組織が経済の一端を担っているから国がこんな状態なんだ。今後も臨時公休日は突然決めるなんて、さらに情けない」
「済州島に行くお金があったら日本か香港に行く」(翻訳・編集/吉金)