グリーンに苦しみ、経験したことのない35パットを記録(撮影:ALBA)

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<ハッサンII世トロフィ 2日目◇6日◇ロイヤル・ゴルフ・ダール・エス・サラム レッドコース>
 モロッコの首都・ラバトを舞台に開催されている欧州男子ツアー『ハッサンII世トロフィ2016』に参戦している武藤俊憲。初日1アンダーとまずまずのスタートを切ったが、2日目は“75”と停滞し、トータル2オーバー・45位タイに。「ほとんど経験したことがない」という“35パット”が物語るように読みづらい難グリーンに振り回される1日だった。
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 INスタートとなった武藤は、立ち上がりの11番での1mのパーパットや、14番の1.5mのバーディパットなど前半からショートパットがことごとくカップをかすめる展開に。「ここまで困惑するのは経験がない。読みづらいところにピンが切ってあるホールの連続」と“幻惑グリーン”に頭を悩まされた。
 相棒の小田キャディとライン読みのすり合わせを入念に行うも、後半立ち上がりの1番では「スライスラインで“カップ左淵でいいな”“曲がってもカップ右淵に引っ掛かって入るかな”と読んだら、打った瞬間にボールが右に…こんなに曲がるの?って」と驚き、困惑のプレーは続く。
 すると好調のショットにもかげりが…。2番パー3でティショットをグリーン左ラフに外してボギーとすると、続く3番でもセカンドショットをグリーン奥のバンカーに入れてしまい連続ボギー。「ここまでパットが入らないとショットへのプレッシャーが出てくる。ピンに近づけたくなるし」と悪い流れを断ち切れないでいると、終盤7番のボギーでトータル2オーバーとなり、カットラインが気になるポジションに。だが上がり2ホールはしっかりとパーで凌いでホールアウト。「とりあえず責務は果たせました。(昨年出場し、64位タイで4日間を終えた)松村(道央)の成績よりも上にいかないと先輩として示しがつかないので」と苦しみながらも決勝ラウンドに駒を進めることができた。
 打てど入らずの展開でも集中のメリハリを意識して最後まで耐えたが「途中でチョコレートを口に入れたらパッと目が開いた。やっぱりエネルギー不足かな。米を食べないとダメかな」と“日本食恋し”発言。そこで目を向けたのはギャラリープラザ内にあるお店『matsuri(まつり)』。モロッコで展開されている寿司店で、気になってはいたものの入らずにいたがこの日に来店。久々の日本食に笑顔を見せた。
 “寿司チャージ”で迎える決勝ラウンドだが、現在首位とは8打差。「ショットはいいところにある。あとはグリーン頼みです」と悩みは続くが、少しでも差を詰めるべく、全力で戦う。
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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