手前左から岸信夫氏と馬英九氏

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(台北 6日 中央社)馬英九総統は6日、沖ノ鳥礁(日本名:沖ノ鳥島)近海で台湾漁船が日本の海上保安庁に拿捕(だほ)された問題について、台日関係は1972年の断交以来で最も良いが、「事件がこの関係に悪影響をもたらす可能性がある」と述べ、改めて日本を批判した。

訪台した自民党の「日本・台湾経済文化交流を促進する若手議員の会」の岸信夫衆院議員らとの会談で語った。

馬総統は、沖ノ鳥礁周辺の公海で操業していた台湾の漁民を日本の公船が拘留し、600万円の担保金の支払いを強いたことは、台湾の人々を驚がくさせ、怒らせたと指摘。話し合いを通じて解決方法を見つけたいが、それができない場合には国際社会の調停に委ねるか、仲裁を求めたいとした。

また、政府が派遣した巡視船などが沖ノ鳥礁周辺の海域に到着したことに関しては、衝突が発生し、台日の友好関係に影響が出ないよう双方の船が自制することを望むと述べた。

蘇嘉全・立法院長(国会議長)も6日、自身が会長に就任した国会の超党派議員連盟「台日交流聯誼会」の設立大会で、台日双方が智恵によって争議や衝突を解決するよう願うとした。

(謝佳珍、温貴香/編集:杉野浩司)