1日、韓国政府が行っている児童虐待合同点検で、12年前と7年前の乳児遺棄事件が発覚した。資料写真。

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2016年5月1日、韓国・ソウル新聞によると、韓国政府が行っている児童虐待合同点検で、12年前と7年前に起こった2件の乳児遺棄事件が発覚した。

大邱地方警察庁は1日、乳児を遺棄した疑いでA(44)とB(34)の2人を書類送検したことを明らかにした。いずれも乳児遺棄罪の公訴時効(5年)を過ぎているため、捜査は容疑者不拘束で進められる。

警察によると、Aは04年、生後間もない男児を大邱市内のスーパーマーケットのトイレに捨てた疑いが持たれている。Aは警察の調べに対し、「生活が非常に苦しく、子どもを育てられる状況ではなかった」と供述している。Aに捨てられた男児は、現在は一般の家庭に引き取られ大邱市内の中学校に通っている。

一方、Bは09年、大邱のマンション敷地内のベンチに男児を遺棄した疑いが持たれているが、「子どもを捨てたのではなく見失ってしまった」として犯行を否認している。現在、男児は児童養護施設で生活している。

韓国政府は今年2月から未就学や長期欠席状態の児童・生徒の全数調査を行っている。男児らは出生届の際に付与された住民登録番号の追跡によって小学校の入学記録がないことが分かり、今回の調査対象となった。

この事件について、韓国のネットユーザーは次のようなコメントを寄せている。

「韓国人が情に厚い民族だなんて笑っちゃうね。米国人は世界から身寄りのない子どもたちを受け入れているから、米国人の方が情があると言うべきだ」
「育てられないのに妊娠するのは人を一人殺すのと同じこと」
「子どもを産んではいけない人間が多い」

「生活が苦しいというのが言い訳になると思ってるのか?」
「殺してしまうよりはましだが、施設に預けるべきだね」
「こういうニュースを見ると、妊娠中に夫を亡くし、女手一つで育ててくれた自分の母親を本当にありがたく思う」

「子どもを捨てた罪の時効がたった5年?」
「乳児遺棄罪も殺人罪と同じなのに、公訴時効を維持しているのは一貫性がない法解釈だと思う」
「自分の子どもをそんなふうに捨てておいて、ごはんを食べたり眠ったりできるのかな」(翻訳・編集/吉金)