30日、台湾でこのほど、中国からの旅行客が1年間に延べ100万人減少すれば、450億台湾ドル(約1485億円)の観光収入が失われるとする試算が出された。写真は台湾桃園国際空港。

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2016年4月30日、台湾でこのほど、中国からの旅行客が1年間に延べ100万人減少すれば、450億台湾ドル(約1485億円)の観光収入が失われるとする試算が出された。中国台湾網が伝えた。

台湾当局の統計によると、中国人旅行客の1日の平均消費額は232ドル(約2万4700円)。平均6、7日間滞在すると仮定すれば、1年間に延べ100万人減少した場合、450億台湾ドル(約1485億円)の観光収入が失われる計算になる。

中国では4月30日から5月2日まで労働節(メーデー)の連休となっているが、同期間に台湾を訪れる旅行客は前年比3割減少するとみられている。

台湾経済研究院景気予測センターの孫明徳(スン・ミンダー)主任は「中国からの観光客は台湾旅行業界の最も主要な財源だ。来なくなれば、東南アジア諸国へのマーケティングを強化してもその不足分は補えない」と話す。

台湾南部・高雄の飲食店グループ経営者も「3、4月は中国からの観光客の減少が顕著で、売り上げが1割余りも減った」と話している。(翻訳・編集/柳川)