日中間の交流が深まり、日本を訪れる中国人が増加している一方で、中国人の日本に対する「誤解」はなおも広く存在するようである。同時に、多くの日本人も中国人に対して実際とは異なったイメージを抱いているかもしれない。中国メディア・界面は1日「中国人が思いもよらない、日本人の中国に対する誤解」とする記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 日中間の交流が深まり、日本を訪れる中国人が増加している一方で、中国人の日本に対する「誤解」はなおも広く存在するようである。同時に、多くの日本人も中国人に対して実際とは異なったイメージを抱いているかもしれない。中国メディア・界面は1日「中国人が思いもよらない、日本人の中国に対する誤解」とする記事を掲載した。

 記事は、時代の変化とともに「われわれも日本に対してさまざまな誤解をしている」と同時に、日本の一般市民の中国について多くの誤解を持っていると説明。日本で10年余り生活して感じた、日本人の中国に対する「大いなる誤解」を10個紹介している。

 紹介されたのは「北京人は金持ちだ」、「中国人はウーロン茶を飲んで痩せる」、「話し声が大きいのはケンカをしているからだ」、「七夕は日本だけの祭日だ」、「中国にはおいしいお米がない」、「天津飯は中国では誰もが知っている伝統料理だ」、「ギョウザはおかずである」、「中国にはパンダがどこにでもいる」、「中国人がラムしゃぶ(羊肉火鍋)を食べると、学生服が値上がりする」、「中国人はみんな卓球がうまい」の10点。

 「北京人は金持ち」という考えは、日本の首都・東京のイメージをそっくりそのまま中国の首都・北京に置き換えた、といったところだろうか。北京にお金持ちが多いのは事実だが、北京人ではない、金持ちが北京に集まってきただけだ、と説明している。「話し声」については、もはやおなじみといった感じだが、分かっていてもやっぱり「あの人たちはケンカしているのだろうか」と思ってしまうほどの迫力なのである。「ラムしゃぶと学生服」の件は、先日日本国内で出た報道を受けてのようだ。

 「天津飯」と「ギョウザ」は、中国料理が日本で姿を変えながら浸透したことによって生じる誤解の典型的な例だ。ナポリタンをイタリアで探すのと同様、天津飯を中国で探しても、ありつくことはできない。そして、中国人にとってギョウザは立派な主食であって、むしろ日本の「ラーメン定食ギョウザ付き」に彼らが仰天するのである。「卓球」の誤解もありがちだ。裏を返せばそれほど「卓球=中国」というイメージが定着している、ということだろう。
 
 記事は最後に「情報の真偽ははっきりしないことがある。シグナルと雑音が混線していることもある。時間があればやはり外に出て、世界の本当の姿を自らの目で見てみよう」と締めくくっている。まさに、その通りだ。誤解は、せいぜい笑い話で済む程度のもの抑えなければならない。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)