中国メディア・今日頭条は4月24日、「リアルな日本に入り込んで、私は驚愕した」とする記事を掲載した。その中で日本人の夫婦は中国人夫婦より「深い交流」の機会が少ないと論じている。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国メディア・今日頭条は4月24日、「リアルな日本に入り込んで、私は驚愕した」とする記事を掲載した。その中で日本人の夫婦は中国人夫婦より「深い交流」の機会が少ないと論じている。

 記事は、日本に数年滞在している中国人が感じた日本と中国との「差」について、「人間関係」、「図書館など公共サービスの充実」、「電車網の発達、エスカレーター文化」、「医療」、「環境の安全」という5つの観点から解説した。

 「人間関係」では、日本における「人と人との距離」が中国に比べてはるかに多く「友人、家族、同僚そして夫婦間いずれにおいても中国より離れている」と説明。友人間の例として、遠方からやってきた友人のために中国人であれば会社を休んで駅や空港に迎えに行くケースが多い一方、日本人は基本的にそのようなことをしないと伝えた。

 また、同僚どうしの付き合いについても「中国では利害関係が絡まなければ、同僚は友人になる。しかし日本ではそれはない。週末に遊びに誘おうものなら『プライベートの時間に干渉された』と認識するのだ」と論じている。

 そして、夫婦関係の違いについても言及。ある日本人男性が中国人の妻について「距離感が近すぎる」と語ったというエピソードを紹介した。また、男女共働きな中国に対して日本では女性が家事を担当し、男性が外で給料を稼いでくるスタイルがまだまだ一般的であり「日本人に嫁いだ中国の女性は孤独を感じる。夫は朝早くに出勤し、残業で午後10時以降に帰って来る。共に食事する機会も少ない」と説明。「夫婦間の『深い交流』が比較的少なく、その距離も中国に比べて遥かに遠いのだ」と解説した。

 日本の人間関係の距離感と、中国での距離感は確かに異なると感じる点が多々ある。中国的には親しくなればもう「ベッタリ」といった感じだが、日本でそれをやると高い確率で「鬱陶しい」と思われてしまう。それは「親しき中にも礼儀あり」という言葉にも象徴される。

 生活形態の多様化により一括りにはできないが、確かに日本社会において「夫婦の距離感」が遠くなるケースは少なからず存在する。それがやがて「熟年離婚」という結末を見ることもあるのだ。日本における「熟年離婚」の現象も、もしかしたら中国の人々にとっては「驚愕」なのかもしれない。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)