2日、日本に個人旅行をするとなると、多くの人が最初に心配するのは「言葉の壁」という問題であろう。だが、「言葉の壁」は、旅行中最も気にしなくても済む問題であることを、事実が証明している。写真は東京のビジネスマン。

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2016年5月2日、日本に個人旅行をするとなると、多くの人が最初に心配するのは「言葉の壁」という問題であろう。だが、「言葉の壁」は、旅行中最も気にしなくても済む問題であることを事実が証明している。まず、毎年多くの中国人観光客が日本を訪れているが、日本の商業施設や観光地はこぞって、中国語を話せるスタッフを配置している。また、日本特有のきめ細やかな配慮やサービスは、きわめて実用的かつ人に優しく、たとえ日本語のわからない外国人であろうと、大きな障害を感じることはほぼないだろう。

●駅の案内板はほとんどが漢字

筆者は今回、関西地方を訪れた。関西の主要公共交通機関は、JRと電車だ。路線ネットワーク全体が非常に大きいため、路線図を眺めているだけでは、確かに少し混乱してしまう。だが、日本語がわからない我々中国人でも、交通機関をめぐる困難にはほとんど遭遇することはない。日本では漢字が広く使われており、駅の案内板に表示されている文字も、ほとんどが漢字だからだ。

それでも自分が行くべきルートが良く分からない場合は、駅員に助けを求めることができる。英語を話せるのなら、日本の駅員は英語による基本的な会話がOKなので、英語による意思疎通が可能だ。もし英語ができないのなら、地図で指示してもらう、あるいは筆談という方法がある。日本の駅員はみな、非常に熱心に助けてくれるだろう。

駅構内、特に京都駅や大阪駅のような主要ターミナル駅では、交通マップや周辺観光マップを無料で手に入れることができる。中国語版が用意されている場合もある。地図を旅の相棒にすれば、無駄な面倒や労力を大いに省くことができる。

●食事は質素であればあるほど美味しい

日本の食べ物・和食は、ステーキであれ海鮮であれ、すべて繊細だ。小皿料理は、一品ごとに食べ方が異なり、異なる調味料が使われている。供される一品一品が、さまざまな特徴ある趣を備えている。見たところ、各小皿の料理はあっという間に胃の中に収まるが、最後まで完食すると、お腹がはち切れんばかりになる。

日本では、食事は質素なものであればあるほど美味しいと感じられる。例えば、豆腐は、特に美味しく感じる。このほか、見たところ薄い色をしたお吸い物も、とても清らかでまろやかな味がする。

●「優先席」には普通の乗客は誰も座らない

日本人はとても忠実に規則を守る。エレベーターに乗るときは右側に立ち、左側は急ぐ人のために空けておく。公共交通機関の車内では、電話の受信・発信は決してしない。ぺちゃくちゃお喋りする人はほとんどおらず、たとえお喋りしていても、その話し声は非常に小さい。そのため、たとえ通勤ラッシュ時の電車でも、車内は静まり返っている。なにか物を食べるなどは、なおさらいうまでもない。長距離列車の車内で食事をすることができる以外は、電車やバスでものを食べる人など一切見かけない。

日本の路線バスにも、中国と同様「優先席」が設けられている。中国の優先席は、座る対象となる乗客が乗っていない場合は、普通の乗客が座っている。一方、日本では、車内が混んでいても、普通の乗客は決して優先席に座ろうとはしない。

日本では、道路の道幅に関係なく、ほぼ全ての交差点には信号が設置されている。たとえ3歩か5歩歩けば向こう側に到達できる交差点でも、信号を無視する人はいない。

訪日旅行のガイドブックや旅行記は、ショッピングに関する内容がほとんどだ。だが、日本には、観察する、あるいは学ぶに値する細かな点が、まだまだ沢山ある。(提供/人民網日本語版・翻訳/KM・編集/武藤)