歌うと気分がスッキリするのには、理由があった!

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日本人にとって身近なものである「歌」。むずかる赤ん坊を腕に抱けば自然と子守歌が口をついて出ますし、こころ浮き立つときには、知らぬ間に鼻歌を歌っていたりします。
日本人は歌うのが好き
日本の学校の音楽教育が充実していることも関係あるでしょうが、もっと根本的に日本人はとくに音楽好きな民族なのかもしれない、とよく思います。
カラオケを生み出した国の住人は声を張り上げて歌うことでどれだけ爽快な気分になれるかを、ずっと以前から知っていたのでしょう。
ヨーロッパにもカラオケは進出してきていますが、まだまだごく一部のマニア向けという印象でしかありません。普通は歌う機会を得ようと思えば、コーラスサークルに入るくらいしか方法がありません。
歌うことの影響が科学的に明らかに
イギリスの王立音楽大学とTenovus Cancer Care合同の研究グループは、このたびコーラス団体に属するがん患者と「歌うこと」の関係を調べ、Cancermedicalscienceに発表しました。

Ian Lewis教授以下の研究者が対象としたのは、コーラス団体に属する193人のがん患者です。1時間のコーラス活動の後、唾液テストを行ったところ、患者のストレス度の目安となるコルチゾールが下がっただけでなく、サイトカインが増加し、免疫システムが活発になることが観察されました。サイトカインは身体が病気に対抗するのを助ける働きを持つたんぱく質です。
(Le Parisienより翻訳引用)

一言でまとめれば、歌うことは、心身ともに良い影響を及ぼすということが、はっきりしたわけです。もともと歌うことの気持ちよさを肌で感じていた日本人としては「やっぱりね」という気分ですが、科学的に立証されたと聞くと、ますますマイクを握るモチベーションが上がりそうです。
これからは、ちょっと不調のときや、落ち込み気味のときには、まず友人を誘ってカラオケに行くのがいいかもしれません。
[Le Parisien,Ecancermedicalscience]
image via Shutterstock

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