2日、韓国の若者の10人中3人が「自分には物事を決める力が不足しているので、親や教師の意見に従うべき」と考えているとの調査結果が出た。資料写真。

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2016年5月2日、韓国・ニュース1によると、韓国の若者の10人中3人が「自分には物事を決める力が不足しているので、親や教師の意見に従うべき」と考えているとの調査結果が出た。

韓国統計庁と女性家族部が発表した「2016年の青少年統計」によると、全国の小・中・高校に在学する児童・生徒1万484人のうち32.2%が上記のような回答をした。男女別にみると、男子の場合は34.8%、女子は29.4%が「そうだ」と答え、こうした傾向は女子生徒より男子生徒の方が強いことが分かる。

また、「すべての人は意見を自由に表現する権利を持つべきだ」との項目には、女子の96.6%、男子の91.6%が「そうだ」と答えた。

社会問題や政治問題への参加についても、男子より女子の方が積極的な姿勢をみせている。「青少年も社会問題や政治問題に関心を持ち、参加する必要がある」との項目には女子の87.1%、男子の78.7%が「そうだ」と回答した。

この報道に、韓国のネットユーザーがさまざまなコメントを寄せている。

「決定能力が不足しているのではなく、決める力を持てないようにしている社会風土がいけない」
「韓国は家庭から始まり学校、職場、運動部、サークルなど、どこへ行っても軍隊文化と離れられる場所がない」

「若者だけの問題じゃない。大学生は論文のテーマだって教授が決めてくれるのを望んでるよ」
「中学生にこんな質問をすること自体がおかしい。中学生に何が分かるって言うんだ?それに、中学生にも劣るような大人だって多いのに」

「軍隊は特殊な例だとしても、学校くらいは勉強がすべてではなく子どもが好きなこと、やりたいことに気付けるような教育機関であってほしい。まあ、そうなるには社会全般的に問題が多すぎるけどね」
「一生のうちで自分が決めることなんてそんなにないし、ずっと『従え』と言われてきた人が急に決めていいと言われても、できないのは当然でしょ」

「子どもに考える時間も与えずに親や先生が介入するのは本当に良くない。自分の人生は自分で慎重に決められるようにしてあげて」
「詰め込み式教育を受けた人が、果たして自分の力で何かを決めて実践することなんてできるだろうか?」

「『選択障害の治療薬』が開発されないと」
「子どもが自分で決めてやりたいと言ったところで、やらせてあげない人が多いんだ。僕も、理系か文系か、そして大学の学科まですべて親が決めたよ」(翻訳・編集/吉金)