ボディサイズの拡大によりダイナミックなデザインを得るとともに、居住性や積載性の向上がはかられている新型インプレッサ。

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北米仕様のボディサイズは、写真のセダンが全長4625×全幅1777×全高1455mm(5ドアは全長4460mm)で、Cセグメントとしてはかなり長めの全長になっています。

サイズアップとなると気になるのが、狭い道や駐車場での取り回しでしょう。

広大な北米ならこのサイズでもコンパクトカーといえるでしょうが、日本の狭い住宅街などでは「小さい」とはいえないサイズ感。

その点をデザイン部部長の石井 守氏にうかがうと、数値はまだ公表できないとしながらも、すれ違いや通り抜け時などに最も擦りやすいドアミラー間の全幅(ミラーtoミラー)は変わっていないそうで、現行モデルと同じにしてあるそう。

さらに「ボディ(幅方向)の真ん中を膨らませたことで非常に安心感があり、四角くて大きいと心理的に大きく見えますが、それを緩和するために大きい張りを設けたり、コーナーを削り取ったりして大きく見えないようにデザインしています」と、新型インプレッサの見た目のサイズ感を抑制する工夫も教えてくれました。

もう1つ気になるのが、新型インプレッサの視界。

現行モデルよりもウエストラインが後ろに行くほど駆け上がっていて、リヤのサイドウインドウ、クォーターガラスも小さく感じます。

「視界に関しては、非常に優れている現行車とほとんど同じにしてあります。リヤクォーターガラスを極力後に引っ張ることで、反対側(助手席側)の路面が目視できるようにしてあります」。

衝突安全などが年々厳しくなることからボディが拡大していることは認めつつも、こうした数々の工夫によって取り回ししにくいことにならないように配慮されています。

ドアミラーに関しては、ドライバーポイントと呼ぶ視界ポイントが10mm外に出たそうで、小さな子どもがきちんと見えるなど、最適な位置にドアミラーを配置しているそうです。

(塚田勝弘)

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