GWにお出かけした方、屋外での作業やお仕事などをされた方。
「まだ暑さも本番ではないし」と、つい日焼け対策を怠ってしまった……という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
肌が赤くなったり、ヒリヒリしたり、ひどい場合には水ぶくれ……日焼けは本当につらいもの。
日焼けしてしまった直後の、効果的なケアはあるのでしょうか?
「もう日焼けはこりごり、二度とこんな失敗はしたくない」と思っている方のための、簡単にできる紫外線対策もご紹介します。

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日焼けする「前」にケアするのが大原則

日焼けしてしまったのを「ナシ」にできるようなケアは、残念ながらありません。
日焼け直後の肌は、いわば肌が「やけど」をした状態。まずは「冷やす」ことが大切です。
冷たい水で濡らしたタオルや保冷剤、保冷パックなどを利用して、日焼けした部分をよく冷やしてあげましょう。
水ぶくれができている場合、激しく痛む場合などは、文字通り「やけどをした」と考えて、医師の診断を仰ぐことをおすすめします。
日焼けした肌は、温度への感受性が高くなっています。ぬるい風呂に入っても「熱い」と感じるのはこのため。ぬるめのお風呂や水風呂、水シャワーなどで、ほてりを鎮めるのがおすすめです。
日焼けの数日後に、皮膚をB波(UV-B)の害から守るためのメラニン色素が大量に生成され、皮膚に沈着すると言われます。メラニンの沈着を防ぐためには、化粧水などで十分に「水分を補給」しましょう。
ビタミンEやビタミンC、ベータカロテンを豊富に含む、緑黄色野菜やフルーツ、ナッツなどを食べるのもおすすめ。肌の回復を助けます。

紫外線と肌


面倒くさがりでも、すぐに実行できる「紫外線対策」

上からの紫外線と同じくらい、対策したいのが「散乱」「反射」する紫外線。
とくに、太陽高度が「50°」を超えると、散乱する紫外線がさまざまな角度から人体に当たるようになると言われます。
「50°」ってどのくらいの角度? と思ってしまいますが、一つの目安になるのが「影の長さ」。
自分の影の長さが「身長よりも短くなる」時間帯が、「とくに紫外線に注意が必要な時間帯」です。
<屋外でのスポーツや作業の場合>
・とくに注意が必要な時間帯は、屋外でのスポーツや作業をできるだけ控える
・やむを得ない場合は、サンスクリーン(日焼け止め剤)を塗る(数時間ごとに塗りなおす)
・帽子をかぶる、サングラスをかける
<日常生活では>
・できるだけ日陰を歩く
・日傘をさす
・帽子をかぶる、サングラスをかける
これらをできる範囲で実行するだけで、目や肌が浴びる紫外線量をかなり減らすことができます。
紫外線が気になるこれからの季節、ぜひ習慣にしてみてくださいね。
参考:佐々木政子編著「学んで実践! 太陽紫外線と上手につきあう方法」(丸善出版)
傳田光洋「賢い皮膚 思考する最大の<臓器>」(ちくま新書)

紫外線対策の一つの目安になる「影の長さ」