台湾の母親の幸福度平均68点、子育ての重圧のしかかる=非営利組織調査

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(台北 4日 中央社)台湾の母親の幸福度は平均68点――。非営利組織の児童福利連盟文教基金会が3日に発表した調査結果で明らかになった。同基金会は、子供に対する教育の重圧や家族による支えの不足、子育ての経済的プレッシャーなどが幸福度に影響を与えたと分析している。

調査は今年3月、18歳以下の子を持つ母親を対象にアンケート形式で実施。1083件の有効回答を得た。

調査によると、18.2%の母親が幸せではないと回答。23%は母親としてのプレッシャーが限界を超えていると考えており、半数近い46.6%は育児に苦労していると答えた。

子供の教育について常に悩んでいるとした回答者は65.6%に上った。6歳以下の子を抱える母親は、強いプレッシャーを感じている割合が最も高かった。また、子供の世話と家事について親しい人からの支えが少ないとしたのは、22.6%だった。

金銭面で見てみると、世帯収入が月2万台湾元(約6万5600円)未満の母親は幸福度が58.5点と最低だった。

同基金会は、どの母親も家事や子育てに追われ、自分のプレッシャーや感情に向き合う機会が少ないと指摘。母親の負担を減らすため、家族全員で家事などを分担するよう呼び掛けた。

(許秩維/編集:名切千絵)