日本は5月の大型連休はゴールデンウィークと呼ばれるが、中国も日本より短いものの5月1日のメーデーを中心に連休となるため、多くの人が旅行に出かける。(イメージ写真提供:123RF)

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 日本は5月の大型連休はゴールデンウィークと呼ばれるが、中国も日本より短いものの5月1日のメーデーを中心に連休となるため、多くの人が旅行に出かける。

 近年、中国では春節や桜のシーズンなど、事あるごとに多くの旅行客が日本を訪れているが、中国メディアの新民晩報によれば、5月の連休中に中国で人気のある渡航先は韓国やタイとなっているが、やはり日本も人気なのだという。

 5月1日は中国では労働節と呼ばれ、連休期間となるため、多くの中国人が国外へと出国するが、海外への渡航先としては日本、韓国、タイが人気なのはなぜなのだろうか。3カ国とも中国と地理的に近く、最近はLCCによる格安航空チケットも増えてきている。特に韓国の場合は、済州島を訪れるうえでは滞在のためのビザを必要としないことも大きく影響していると考えられる。

 一方、中国人が日本を訪れる場合は基本的に旅行会社を通して手続きが行われる。個人ビザを取得するには、多くの書類と共に一定額の保証金が必要になるなど、訪日旅行の敷居はまだ決して低くないというのが現状だ。

 また現在は円高が進行しており、日本への旅行は一時に比べて割高になりつつあるうえ、一部の中国人には根強い反日感情が存在し、日本を訪れる中国人を過激に批判している。それでも多くの中国人が日本を訪れているのは、日本にそれだけ魅力的なコンテンツが揃っているからだろう。外務省は商用目的などで訪日する中国人向けの数次ビザの緩和を決めたが、今後は観光客向けの要件緩和も進むと考えられ、より多くの中国人が日本を訪れることになるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)