中国メディア・環球網は4月30日、中国人による日本の「爆買い」が消費財から不動産へと波及しつつあることを紹介するとともに、この現象に対する中国国内ネットユーザーの声を伝える記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国メディア・環球網は4月30日、中国人による日本の「爆買い」が消費財から不動産へと波及しつつあることを紹介するとともに、この現象に対する中国国内ネットユーザーの声を伝える記事を掲載した。

 記事は、中国人観光客による「日本の商品棚にある商品の『爆買い』」がクローズアップされるなかで、日本の不動産に食指を伸ばす中国人も増加しており「この2年で日本の不動産価格が30%近く上昇した」ことに影響を与えたと説明。バブル崩壊後の不動産価格低迷に加え、2020年の東京五輪を契機とみていることが背景にあると紹介する一方、民族感情や、地震の多さという問題から二の足を踏む中国人もいるとした。

 そのうえで、インターネットユーザーのコメントを紹介。ユーザーからは「買え買え、全世界を買ってしまえ。為替レートを固定して紙幣を刷りまくって、世界中を奪ってしまえ」、「不動産ころがしには賛成だ」、「自分のお金は使いたいように使えばいい」などと言ったコメントが寄せられている。

 また、「日本で家を買うというのは、実は他人の制度における生存権を買うことなのだ」と感想を述べるユーザーもいた。さらに、「中国人は現実的で、どこが行くべき場所なのかを知っている。日本もいろいろな点で優れており、中国人を引き付けている。われわれは日本にしっかりと学ぶべきだ」との意見も見られた。

 経済成長で豊かになった中国人の財力が、自国だけにとどまらず世界にただならぬ影響を生み始めている。日本の不動産購入熱もその1つと言えるだろうが、購入する側にとっても、受け入れる側にとっても利益となる仕組みやルール作りが必要だ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)