28日、韓国で10年に軍用ボートが転覆し兵士4人が死亡した事故について、6年ぶりに真相が判明した。写真は韓国軍兵士。

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2016年4月28日、韓国・毎日経済によると、韓国で10年に軍用ボートが転覆し兵士4人が死亡した事故について、6年ぶりに真相が判明した。4人が救命胴衣を着用していたにもかかわらず亡くなったのは、その救命胴衣自体の欠陥が原因だった。

事故が起こったのは10年11月、ソウルを流れる漢江の上流域、驪州市内の梨浦大橋付近。同紙が陸軍から入手した事故の捜査結果報告書によると、死亡した陸軍兵4人が身に付けていた救命胴衣は、背中側の浮力が55%、胸側の浮力が45%と設計されており、「急流に巻き込まれ兵士が意識を失った場合、重心が体の前方に傾き、前面部(呼吸器官)が水中に漬かる現象が起きると予想される」という。つまり、4人はうつ伏せで背中が浮き、顔面が水に漬かったために呼吸ができず死亡したとみられるのだ。

ある軍関係者によると、陸軍の救命胴衣がこのような設計となっていたのは「(兵士が)前方を見て銃を構えた状態で前進できるように」するためだったというが、報告書は「救命胴衣の研究および改善策が必要」と結論づけた。

軍はこれを受け、救命胴衣の設計を改良、新型の救命胴衣の補給をすでに始めているが、旧型の設計の致命的な欠陥については事故から6年間発表することはなく、今回の報道で初めて明らかになった。

これに、韓国のネットユーザーから怒りの声が多数寄せられている。

「軍の首脳部は腐り切っている」
「死んだ者だけが哀れなヘル朝鮮」
「不正もだんだん新しくなっていくなあ。創造軍隊だ」
「製品の購買担当者は実験台としてまずは着て水に落ちてみるべき」

「韓国軍は戦争で負けてもちっともおかしくない組織だ」
「これじゃ、息子を持つ親は誰も子を軍隊に送りたいと思わない。事故が起こる前に安全点検をしっかりやってくれないと。子どもたちが死んでから対処するなんて」
「『救命』の意味さえ分かっていればこんなことには…」
「こうなったら米軍に入隊した方が良さそう」

「軍の不正を摘発したというニュースの後に、処罰したというニュースを見たことがない」
「軍隊で欠陥がない物があるだろうか?ヘルメット、小銃、防弾チョッキ、自走砲…すべてに欠陥がある」
「僕らは北朝鮮軍にやられて死ぬのではなさそうだ」(翻訳・編集/吉金)