地球によく似た惑星を3つ発見!? 生命のいる可能性がある惑星は銀河に数十億個の可能性も

写真拡大

地球以外に生命がいる惑星はあるのか、これは天体観測が始まってからのもっともホットな話題の一つだ。
今回、ごく近所にも地球によく似た惑星があることが判明した。

●地球からわずか39光年
今回発表されたのは、「国際科学研究チーム」により、3つの生命が見つかる可能性が高い惑星だそうだ。

その惑星は、地球からわずか39光年しか離れてない距離で、大きさや温度は地球や金星に匹敵するという。
これらは、
・地球とほぼ同じ大きさ
・大気成分を分析できる距離
・液体の水が存在する可能性がある
と、生命が存在することを確認するのに必要な3拍子を揃えているそうだ。

光の速さで39年かかる距離とはいえ、広大な宇宙の中では「近所」と言っても過言ではない。

●低温の星にも生命のある惑星がある可能性
今回の発見以前にも、21光年離れた場所に生命がいる可能性のある惑星が発見されていた。
しかし、今までは
・太陽のように高温で明るい恒星
・大型の恒星

を中心に地球型惑星の探索が行われてきたのだ。

しかし、今回は、太陽の8分の1程度の大きさで、明るさも温度も低い矮星(わいせい)で発見されたそうだ。
この矮星というのは、
巨星や超巨星を除く恒星を指す

ことといい、いくつかの種類が存在する。
今回調査されたのは低温の矮星で、星からの距離が近いために惑星が寒くなりすぎず、液体の水が存在する可能性があるという。

今回のように、低温または超低温の矮星で生命の存在する可能性がある惑星が発見されたとなれば、銀が全体ではこうした惑星が数十億個存在する可能性もあるそうだ。

もしかしたら、近い将来にお隣さんぐらいの距離にある惑星に生命が存在する可能性も有り得そうだ。

AFP BB NEWS


布施 繁樹