富豪の年収トップは誰? 資産ランキングとは異なる結果

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例えば年収2,000万ドル(約22億1,900万円)からの「減給」とは、どの程度のものなのだろうか。巨大企業を率いた経験を持つ富豪たちの例をみてみよう。

フォーブスはこのほど、米国の役員報酬に関するデータを収集・提供するエクイラー(Equiliar)がまとめた売上高上位100社(米国の公開企業に限定)のCEO報酬ランキングを基に、2015年の年収が多かったフォーブス世界長者番付に名を連ねる人たちのリストを作成した。

エクイラーのランキングは、基本給に加えて現金賞与や株式報酬、その他の手当てなどに関する情報をまとめて割り出したもので、今年4月1日に公表された。

年収トップの「長者」はメディア王

フォーブス世界長者番付に入る人たちの中で、2015年の年収が最も多かったのは21世紀フォックスのルパート・マードック会長だった。前年比でわずかに減少したものの、2,220万ドル(約24億5,960万円)を稼いだ。オラクルのラリー・エリソンが2014年にCEO職を退任したことが、マードックの順位を押し上げた。また、フォーブスのリアルタイムの保有資産ランキングでは、ルパートと親族が保有する資産は2016年4月16日現在、総額126億ドルだった。

2位は2,010万ドルを受け取ったスターバックスのハワード・シュルツCEO。続く3位は、米医薬品開発ギリアド・サイエンシズのジョン・マーティンで、1,880万ドルだった。女性で唯一ランク入りしたのは4位のヒューレット・パッカードCEO、メグ・ホイットマン。昨年の年収は1,710万ドルだった。

このほか、前年に引き続き名前が挙がったのは、米国最大のドラッグストアチェーン、ウォルグリーン・ブーツ・アライアンスのステファノ・ペシナ、ペンスキー・オートモーティブのロジャー・ペンスキー、フェデックスの創業者フレッド・スミス、小売チェーン大手シアーズ・ホールディングスのエドワード・ランパート、投資会社バークシャー・ハザウェイを率いるウォーレン・バフェットだった。

CEOたちの大半は昨年、年収が前年比でマイナスとなっている。今回のフォーブスのリストに入った人のうち最も大幅な減額となったのはランパートで、25%減少した。一方、増額した数少ない人のひとり、ペンスキーは26%増だった。9位のオマハの賢人、バフェットの年収は50万ドルで、前年比1%の増額だった。同氏の保有資産は680億ドルに上っている。

以下、2015年の年収が多かったフォーブス世界長者番付のメンバーを紹介する(保有資産額は2016年4月16日現在)。

1位 ルパ―ト・マードック/21世紀フォックス、年収2,220万ドル、資産額126億ドル

2位 ハワード・シュルツ/スターバックス、年収2,010万ドル、資産額30億ドル

3位 ジョン・マーティン/ギリアド・サイエンシズ、年収1,880万ドル、資産額12億5,000万ドル

4位 メグ・ホイットマン/HP、年収1,710万ドル、資産額21億ドル

5位 フレッド・スミス/フェデックス、年収1,090万ドル、資産額38億ドル

6位 ステファノ・ペシナ/ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス、年収10万ドル、資産額139億ドル

7位 ロジャー・ペンスキー/ペンスキー・オートモーティブ、年収650万ドル、資産額15億ドル

8位 エドワード・ランパート/シアーズ、年収430万ドル、資産額26億ドル

9位 ウォーレン・バフェット/バークシャー・ハザウェイ、年収50万ドル、資産額683億ドル