夫への恋心を取り戻す方法はある?

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少し前、女優の山口智子さんが夫である唐沢寿明さんとの関係を語り話題になりました。結婚生活20年以上でありながら、恋人同士のような二人の関係に羨ましさを感じた妻も多いのではないでしょうか。

出会った頃は好きで仕方なかったのに今はサッパリ、はたまた打算的に結婚してしまったがゆえに今まで夫に恋したことがないという妻も少なくないかもしれません。しかし、なかには山口智子さんのように夫とずっとラブラブな妻もいることでしょう。心から「好きだ」と思う人と毎日一緒にいられたら、さぞや楽しくメンタル的にもプラスの効果があるはず。

夫への恋心が芽生えるために、何かできることはないものか…。そこで、臨床心理士の山名裕子先生を直撃しました。

●心理学的なテクニックで夫に恋をする!

多角的なアプローチによって恋心を取り戻すことも不可能ではないと山名先生はいいます。

「夫婦になって時間が経つと燃え上がるような恋心を抱くというのは難しいかもしれませんが、プラスの思い込みや言葉が現実を作るということがあるので、恋心を取り戻すこともできると思います。人間のメカニズムからいうと、『環境』『行動』『考え方』『感情』『身体』はつながっています。たとえば、うつ傾向の高い人がハワイに移り住んだら、落ち込み気分が軽減されたり、考え方を変えたらダイエットに成功したりと、何かを変えるためには、多角的にアプローチすることができるんです。夫婦の関係を変えたかったら、諦めずに色々な方法を試すことをおすすめします」(山名先生、以下同)

恋心の場合は、なるべく思い込みやすい環境を作ることが効果的なのだそう。

「恋愛映画を観に出かけて登場人物に、自分たちを重ね合わすことも効果的だと思いますし、夜景の見える素敵なレストランに行ってみるのもいいでしょう。雰囲気がいいことで、その場にいる相手もよく見える『フィーリンググッド効果』というのがありますが、普段スウェットでだらだらしている夫がピシッとした格好でレストランに行くと、すごく素敵に見えてトキメクということもあります」

●脳の錯覚で夫への想いを深める

しかし、そもそも夫と恋愛結婚ではないという人もいます。そういう人が夫を好きになることは難しいのでしょうか?

「そんなことはありません。おすすめなのは言葉で脳を錯覚させる方法です。言葉は現実を作るといわれるほど、感情も行動も左右させるものなので、そんなに好きな相手じゃなくても好きと言い続けると脳が勘違いしてしまうのです。若い頃に経験した方も多いかもしれませんが、ちょっと気になる相手のことを友達に話しているうちに本当に好きになったり、会いたいなと言っていると好きになったりすることがあります。逆もまたしかりで、夫の嫌いなところばかりを言っていたら、どんどん嫌いになってしまいます。まとめると、夫の尊敬できる部分を探して、『そういうところが好きだな』とか『かっこいいな』と言ってみることが大事です」

ちなみに、「こんな素敵な彼をゲットした私」という思いが強くなるほど、自己肯定感が高まり、自信にもつながるそう。人間のメカニズムを上手に利用すれば、夫への恋心を取り戻せるかも?

(構成・文:末吉陽子/やじろべえ)