首のうしろのリンパが滞っていると、肩こりや頭痛の原因となります。パソコンの仕事、重い荷物を運ぶ仕事といったことだけが原因ではなく、寝方によって首のリンパが滞ってしまい、肩こりや頭痛が起きてしまうことも。朝から体の不調があると、一日中不快ですよね。

リンパってそもそも何なのか?

そもそもリンパ内では、体内にある毒を排出し、あらゆる菌と戦うための白血球を運ぶ働きをしています。そのため、リンパが滞ることで体調不良になることがあります。
リンパが滞らないように、常に圧迫しないように注意するべきなのですが、筋肉や脂肪によって圧迫されたり、食べ物などにより血流が悪くなると滞りやすくなります。すでにリンパの流れが悪い場合は、運動をして体を温めたり、マッサージをすることで改善していきます。

あお向けで寝ると、肩こりと頭痛の原因に

慢性的にリンパが滞っている人は日常生活を見直すことが大事ですが、食事や運動以外に「睡眠」でも注意するべきことがあります。それが寝方です。いつもあお向けで寝ていませんか?
朝起きてもあお向けだった……なんて人はけっこういるようですね。寝返りをせずに姿勢がいい状態で目覚めるため、寝相が悪いという認識もないかもしれません。じつは、このあお向けで寝る姿勢は、首のリンパを圧迫させて肩こりや頭痛の原因になってしまうことがあります。

リンパの流れをよくして老廃物を取り除く

人は寝ているとき、脳内で老廃物をとり除くシステムが活発になります。これはグリンパティック系と言われており、脳に運ばれてしまった毒を排出させ、必要な栄養が届くよう働くシステムです。しかし首のリンパの滞りが悪いと、この働きを阻害してしまうことになります。肩こりや頭痛だけでなく、認知症やアルツハイマー、パーキンソン病といったあらゆる病気の元になるともいわれています。

心地よい寝方を探すことがポイント

グリンパティック系は、夜の睡眠時にだけアクティブに働き出します。しかし、いつもあお向けで寝ている人は首を圧迫した状態になり、リンパの流れを悪くしてしまいます。寝方は気を付けないといけませんね。
首を少しずらしたり、横向きになって寝てみてください。いつもと違う寝方だと眠れないのではと思うかもしれませんが、体が一番心地よいと感じる方向に身を任せてみると、ぐっすりと眠れるものです。
実はあお向けだと、体が硬直して寝返りができない状態になってしまいます。ですので、筋肉が緩むようなリラックスした体勢を探して寝てみましょう。
顔の向きを横や斜めにしたり、脚をクロスさせたり、いろいろと試してみてください。寝返りが打ちやすくなり、起きたときに体が痛かったり、首が凝っているといった感覚がなくなってくると思いますよ。