パエリアの魅力とスペイン文化が満載！豊洲公園で「第3回豊洲パエリア2016」開催

肉や野菜やシーフードなどをお米と一緒にたっぷり炊き込む「パエリア」は、スペイン料理の定番人気メニュー。そのパエリアの魅力をもっと知ってもらおうと始まった、パエリアのお祭りがやってくる！

2016年5月14日（土）と5月15日（日）の2日間、江東区にある「豊洲公園」では「第3回 豊洲パエリア」が開催される。こちらは、本場スペインのパエリアの魅力を広めようと「日本パエリア協会」が主催するもので、今回が3回目。

14日（土）は、北海道から九州まで、さまざまな地方のおいしい食材を集めた「ご当地パエリア選手権」を初開催。各メニューの販売数が勝敗を大きく左右するので、好きなパエリアに1票を入れるつもりで味わって。

お米はすべて岩手県陸前高田のブランド米「たかたのゆめ」を使用し、各地の食材で作るパエリアを食べ比べることができる。パエリアは1食500円で、そのなかから1食に付き10円が東北復興支援として寄付されるそう。

「昨年は大鍋で1種類のパエリアを3000人分用意しましたが、今回は肉やシーフード、野菜など5種類のパエリアが登場します。お好きなものを選んで楽しんでください」と、豊洲パエリア実行委員長の栗原さん。

15日（日）には、日本国内の有名なスペインレストランが出場する「パエリアコンクール」も行われる。こちらは国際大会の審査員が来日して審査する本格的なコンクールで、優勝者はスペインのバレンシア州で開催される国際大会に出場できる。15時30分からの表彰式を見れば、日本一のパエリア・シェフが決定する瞬間に立ち会えることに。

両日とも、同じくスペイン料理で人気のオイル煮「アヒージョ」や小皿料理の「タパス」などが味わえる「スペイン料理ブース」が7店並ぶので、パエリアとともにスペイングルメも堪能できる。


ステージでは、江東区出身のフラメンコダンサー・土屋乃予さんの「フラメンコショー」や、バレンシア民謡などのスペイン音楽を演奏する「スペインミュージックライブ」などのショーも。

また、ステージショーのなかで、ベネンシアと呼ばれる細長い柄杓（ひしゃく）を使ってワインやシェリーをグラスに注ぐ「ベネンシアドール」の実演も行われる。スペインのシェリーやワインはブースでも販売しているので、パフォーマンスを見て飲みたくなったら「スペイン料理ブース」へ。

パエリアを中心にスペインのグルメや文化があふれる豊洲公園で、ひとときのスペイン旅行気分を楽しんで。