太平洋SOGO百貨提供

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(台北 2日 中央社)今年は5月8日が「母の日」。台湾のデパートや大型スーパー各店では、母の日商戦がピークを迎えている。今年の売れ筋は実用的な商品で、中でも調理器具が好調な売れ行きを見せている。

デパート「太平洋SOGO百貨」によれば、調理器具の販売が伸びている背景には、近年噴出した食の安全問題の影響がある。自炊する家庭が増え、鍋や調理グッズに対するニーズが高まった。大型スーパー「RTマート」(大潤発)は鍋に対する関心の高まりを受け、輸入品の種類を4割増加させた。さらに下取りキャンペーンなども行い、売上5〜6割増を見込む。

大型スーパー「カルフール」は、カラフルで軽い鍋が若い世代の主婦に好まれているのに目を付け、12ブランド計500点の商品を販売する。

各社によると、調理器具のほか、運動用品や小型の健康家電なども人気だという。

デパート「遠東百貨」は、実用的商品が多く選択されるようになったのは、近年の不景気の影響だと分析している。

台湾のデパート業界にとって、母の日シーズンは上半期の重要な書き入れ時。3月末や4月初頭から各店舗で続々とセールが開始される。

(黄巧ブン/編集:名切千絵)