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米IBMは27日(現地時間)、セサミ・ストリートを制作する米非営利団体Sesame Workshopと提携を発表。45年以上にわたる幼児教育や最適な学習法などの研究結果を持つSesame WorkshopとIBM Watsonのコグニティブ・コンピューティング・テクノロジーを融合させることで幼児教育の発展を支援する。

1969年の初回放送以来、世界150カ国以上で放送されてきた実績を持つ「セサミストリート」、制作するSesame Workshopは、その使命に"to help kids grow smarter, stronger, and kinder."(子供たちを賢く、強く、優しく成長する手助け)を掲げており、幼児教育に邁進する米非営利団体。長年の研究をもとに書籍やDVDなど教育コンテンツなど広くコンテンツを提供している。

今回の提携では、3年間にわたる契約の一環として、IBMとSesame Workshopが協力し、個々の幼児の学習の好みや適正レベルに合わせた設計が可能な教育プラットフォームや製品の開発を目指す。45年以上にわたるSesame Workshopの調査、幼児の最適な学習法に関する1,000を超える研究結果を専門データと、自然言語処理、パターン認識などIBM Watsonが持つコグニティブ・コンピューティング・テクノロジーが融合する。

Sesame Workshop CEO、Jeffrey D.unn(ジェフリー・D・ダン)氏は、「テクノロジーを利用した教育の提供は、わが国、そして世界中の早期学習を向上させるために重要だと思います。一昔前、セサミ・ストリートはテレビでいつでも放映され、富裕層および中流層の子供たちのような学習機会を持たない弱い立場の子供たちに学習機会を届けていました。それはたいへん効果的でした。現在、IBMおよびWatsonと連携することで、一人一人に合った次世代の学習ツールの開発を検討しています。最終的な目標は、あらゆる社会経済的な背景を持つ子供たちに、有意義でパーソナライズした教育を、もっとも発達する時期に提供することです」とのコメントを寄せている。

(長岡弥太郎)