共同通信社提供

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(台北 2日 中央社)翰林出版(台南市)が出版する中学校社会科教科書に、「沖ノ鳥礁」が日本名の「沖ノ鳥島」と表記されていたことが分かり、同社は1日、改めるとした。また、記述内容についても同周辺海域をめぐる台湾の立場を強調するとしている。

台湾は沖ノ鳥を「岩」とする認識を示し、日本が主張する周辺200カイリの排他的経済水域を認めていない。だが、翰林の教科書には、それを容認する内容が書かれていた。

翰林は、沖ノ鳥礁に関する記述は海洋資源の重要性と日本の開発を強調するもので、領土問題や争議をテーマにしたものではなかったと説明。台湾漁船拿捕(だほ)問題や南シナ海問題と合わせて生徒が時事や国際情勢を考えるきっかけになればとしている。

(許秩維/編集:齊藤啓介)