インテル指揮官、痛恨の敗戦に落胆「アマチュアでもあり得ない失点」

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 セリエA第36節が5月1日に行われ、ラツィオと日本代表DF長友佑都のインテルが対戦。インテルは0−2で敗れて3位入りの可能性が消滅し、チャンピオンズリーグ出場権を逃した。長友は左サイドバックで先発起用され、79分までプレーした。

 試合後、インテルのロベルト・マンチーニ監督がイタリアメディア『Rai』のインタビューに応じた。

 マンチーニ監督は「私は勝利を期待していた。この試合に勝つことで4位の座を事実上確保し、さらには可能性は極めて低いとはいえ、3位を狙うこともできたからだ」と同試合の重要性を口にしたうえで、「開始20分間のパフォーマンスは本当にひどかった。後半はチャンスを作ったとはいえ、負けにふさわしい試合だった。我々は慢性的なゴール欠乏症に陥っている。ゴールエリアには8、9回もたどり着くことができたのに、いつもシュートミスをする。我々が敗れたのは間違いではない」と、パフォーマンスの悪さを嘆いていた。

 マンチーニ監督がとりわけ強い落胆の意を示したのは、開始8分に喫した1失点目の場面。ラツィオの元ドイツ代表FWミロスラフ・クローゼに密集地帯をワンツーで突破されたプレーについて、「アマチュアの試合でもあり得ないものだ。2人の相手に対して7人で守っていたにも関わらず、得点を許してしまった。最もひどいミスだった。今日は怒りをぶりまけることにすら値しない試合だった」と、厳しく振り返っている。

 インテルの次節は7日、エンポリをホームに迎える。