2日、韓国メディアによると、大宇造船海洋、現代重工業、サムスン重工業の韓国造船大手3社は先月に、1隻も受注できなかったことが分かった。これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。資料写真。

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2016年5月2日、韓国・国民日報によると、大宇造船海洋、現代重工業、サムスン重工業の韓国造船大手3社は先月に、1隻も受注できなかったことが分かった。3社の月間実績がゼロを記録したのは創設以来、初めてのこと。

受注の不調は今年の初めから予見されていたという。現代重工業は今年、2月に液化石油ガス(LPG)タンカー1隻、3月にケミカルタンカー2隻を受注した。大宇造船海洋は3月に子会社のルーマニア造船所が受注したタンカー2隻を国内契約に回して受注成績に含めたのが全て。サムスン重工業はまだ1隻も受注がない状態だという。

さらに問題となるのは、受注の不調が来年まで続くと予想されていること。世界的に発注量が少ない上に、造船産業の構造調整で競争力を確保した日本と、政府から全面的な支持を受けている中国が生き残りをかけて受注戦に加わっているためだという。韓国の造船業界では、現在のような開店休業状態が続く場合、造船大手3社が来年まで持ちこたえるのは難しいとみている。3社で働く人員は直営の労働者だけでも5万人に達するという。

これについて、韓国のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せている。

「なぜ急に受注が減った?」
「こんな状況でも『給料を上げて』と騒いでいるのはなぜ?」

「今まで人よりもたくさん稼いできたのだから、自分たちでどうにかして」
「どうせ政府が助けるのだろう。うまくいっている時は賞与を与えまくり、駄目な時は国民の血税を投入するのか」

「現代重工業では食堂で働く人も、労働組合のおかげで経歴が7年を超えたら年収700万円と聞いたが…」
「日本のように構造調整をして生き残れ」
「韓国の造船はもう終わり。さらに数年後は自動車も同じ状況になっているかも」(翻訳・編集/堂本)