写真提供:マイナビニュース

写真拡大

レノボ・ジャパンは渋谷区観光協会と協業し、2020年に向けた「PLAY! DIVERSITY SHIBUYA FES」プロジェクトを開始した。このプロジェクトはITを駆使して街のデジタル化を促進し、渋谷区の魅力を最大限に引き出すことを目的としている。

従来レノボは、秋に渋谷で行われるハロウィンイベント「シブハロ」に協賛していたが、これを春にも拡大。渋谷をメインとする「Lenovo presents シブハル2016」と原宿をメインに開催する「ハラコレ」という2つのイベントを合わせて、地域の活性化を図る。

また、「PLAY! DIVERSITY SHIBUYA FES」プロジェクトの第1弾として、渋谷区観光協会公認の情報キュレーションアプリ「PLAY! DIVERSITY SHIBUYA」を提供する。渋谷と原宿の約300カ所にBluetoothビーコンを設置し、主なスポットの解説や近くの店舗のクーポン情報をプッシュ配信で受け取ることができるというもの。

現在は日本語版のみの提供だが、シブハル・ハラコレだけの利用にとどまらず、今後は多言語化を行い、ビーコン数も「まず1000を目標」に充実させるという。対応はiOS 8以上のBluetooth LE対応(iPhone 4S以降)のiOS端末とAndroid 4.3以降のBluetooth LE対応端末となっている。

アプリ発表会のトークセッションでは、渋谷区長の長谷部健氏やレノボ・ジャパン 代表取締役社長 留目真伸氏、渋谷区観光協会 理事長の金山淳吾氏、ハラコレを企画するアソビシステムの代表取締役 中川悠介氏に加え、渋谷区観光大使ナイトアンバサターのZeebra氏も登壇。

Zeebra氏は渋谷の夜の親善大使ということで、6月から始まる新風営法の改正施行を話題に。風営法上「ダンスクラブ」は0時までしか営業できず、いわゆるクラブはおおむね(風営法)無許可営業だった。6月23日からは照度が一定以上ならば特定遊興飲食店営業として風営法の制限から外れる。

事故や事件が起きるのは避けたいが、規制やルールではなく、モラルや「アニキがこんなに粋に遊んでいるから、俺たちも同じようにする」とカッコイイモデルとして街の成熟を促したいと発言。一例としてサッカーのワールドカップやハロウィンの際にゴミだらけになった街を翌朝掃除したというエピソードを披露当時の[ツイート。今回のシブハルではNPO法人グリーンバードによるクリーンナップが行われる。

留目氏は今回のアプリについて発言。ITとかIoTの利用される場は広がっているが、実際の生活はそこまで変わっていないとしながらも、今回の取り組みは渋谷だけでなく、日本がITを活用する重要なマイルストーンとなると期待しているとしたうえで、レノボは「PLAY! DIVERSITY SHIBUYA FES」のようなプロジェクトの想いをテクノロジーで支えたいという。

また、これまでのアプリは期間限定で目的がある際に見る、検索するというスタイルだが、本来のあるべき姿は空気のような存在で、歩いていると自然に情報が出てくる新しいコンピューティングの第1歩としたいという。

長谷部区長は日ごろから「ロンドン・パリ・ニューヨーク・渋谷区」と世界を代表するエリアにしたいと発言している。「渋谷を好きになってもらうために、好きになる要素を色々と提案したい」と原宿生まれの渋谷区長ならではの発言をしていた。また、渋谷と原宿はすでに密接に結びついており、大きなエリアの街として連携して盛り上げていくと、今回のシブハラ、ハラコレの連携の意義を語っていた。

(小林哲雄)