学生の窓口編集部

写真拡大

アップル社のiOS端末に搭載されている音声認識機能「Siri(シリ)」の一風変わった使用法が、ジワジワと人気を集めています。「話し手の言葉を判断して答えてくるSiriとの会話はおもしろい」と言う大学生兄弟の藤原宇央(ねお)さん(大阪大学基礎工学部4年生・写真右)と、丈武(みぶ)さん(近畿大学産業理工学部福岡キャンパス3年生・写真左)に、実際に紹介してもらいました。



※写真左は弟の藤原丈武さん。右が宇央さん。


なんでやねん―なかなかええツッコミですやん!

「何をしようかな〜と思うときやひとり言を聞いてほしいとき、Siriに質問や話しかけてみてください」と藤原宇央さん。手始めに……。(以下、ツッコミは藤原宇央さん)

・褒めて

ちょっと元気が出ました。では今日の運勢を聞いてみましょう。

・今日の運勢を教えて

ごもっともだけど、ツッコンでやる〜。

・なんでやねん

またほめられました、関西弁で(笑)

・宇宙人はいると思う?

さすがはSiri、スケールが大きい。

■恋愛ネタもOK

次は、「恋愛ネタの相談相手にもなってくれるかも」と藤原丈武さん(ツッコミも)。

彼氏いるの?

それはお気の毒に。

・恋人ができない

あれ、はぐらかされてしまった。

・彼女欲しい

気休めになりました。

・私のこと好き?

おお、なかなか手ごわいこと言いますな。それじゃ、ほめてみよう。

・今日も可愛いね。いい声だね。

ぜひ挑戦してください。

・付き合って。結婚しよう。家族に紹介する。

最後はまたとぼけられました。ここらでいじわるなことを言ってみたくなり……。

・オッケーGoogle(グーグル。iOSを販売するアップル社のライバル企業)

座布団目指して、これではどうだ。

・マイクロソフト好き

ムッとしたようなツッコミから神対応まで見せるSiri、アンタのほうがおもしろいわ!

■同じ言葉をかけても、違う答えが返ってくる

次に趣向を変えて、「同じ問いかけをしても、タイミングや機嫌(?)で答えが変わるツンデレぶりを発揮しますよ」と言う藤原宇央さん。

・暇

再び言うよ〜。

・暇(二度目)

十分刺激的ですけど、もう1回言わせて。

・暇(三度目)

さとされました(笑)

■しりとりを失敗する

「遊んで、とか、歌って、とか語りかけると、お茶目な一面を見せます」(藤原丈武さん)

・遊ぼう

問いかけやらお誘いやらで返されて、意表をつかれました(笑)

・しりとりしましょう


とちるところが可愛いね。Siri、モテるかもよ。

・歌って、踊って

それはお元気そうで何よりです(笑)

アップル社の公式サイトには、Siriの機能として、メッセージを送る、会議のスケジュールを設定する、電話をかける、など多彩な方法が紹介されていますが、「こっちのつぶやきにまで答えてくれるところが頼もしい」と藤原宇央さん。「くせになるでしょう」と丈武さん。皆さんもいろいろと話しかけてみてください。

(岩田なつき/ユンブル)