エントランスを入ってすぐの「プロムナード」には12両を展示。連結した状態で展示され、駅のホームにいるかのようだ

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4月29日に京都・梅小路にオープンした、京都鉄道博物館。梅小路蒸気機関車館と、大阪・弁天町の交通科学博物館を統合し、日本最大級の鉄道博物館として生まれ変わった。

【写真を見る】車両の床下に潜って見学できる「かさ上げ展示」。2両ある機関車の違いも見比べてみよう

SLから新幹線まで、53両もの実物車両が展示されており、すぐ目の前で車両を観察できる。毎日運転される「SLスチーム号」で蒸気機関車の迫力を体感したり、さまざまな体験コーナーで鉄道の仕組みを学んだり。スカイテラスや巨大ジオラマなど、見どころ満載だ。

本館1階では、SLや旅客電車などバラエティ豊かな12両を展示。入り口には、2016年に国の重要文化財に内定した、明治時代の233号蒸気機関車がお迎え。そして、営業運転で当時最速の300km/hを記録し、ギネスに登録された500系新幹線も!

また、注目なのが、車両の床下に潜って見学できる「かさ上げ展示」。2両ある機関車の違いも見比べてみよう。館内には踏切も設置され、実際に作動するので、非常ボタンなどを押して仕組みも体験できる。

エントランスと本館をつなぐ全長約120mのスペース「プロムナード」には、鉄道の高速化を切り開いた代表的な車両を編成の状態で展示。一部の車両は車内にも入れる。展示車両のうちナシ20形は車内で弁当などを販売し、飲食も可能。食堂車の雰囲気が楽しめる。

さらに、トワイライトプラザには豪華寝台列車「トワイライトエクスプレス」など寝台列車で活躍した6両を展示。京都駅のホーム上家(うわや)を再利用したスペースに“停車”し、往時の雰囲気がたっぷり!車両の保守点検を行う工場を再現した車両工場、国の重要文化財に指定されている扇形車庫など、見どころ満載。このGWに行くなら、混雑が予想されるので前売入館券の購入がおすすめだ。

他にも、本館1階では、保線作業員が線路の点検などに使用する軌道自転車に乗車できる。電車と違って、線路の振動がダイレクトに感じられる。本館2階では、運転シミュレータに、自動列車停止装置の役割を体験したりなど、思わず大人も興奮する本格的な体験コーナーが充実!

館内のレストランの大きな窓からは、新幹線や貨物列車を見ながらの食事も。旧二条駅舎に設置されたミュージアムショップには、かわいいグッズがいっぱい。見て、触れて楽しめる、日本最大級の鉄道博物館へと出かけよう!【関西ウォーカー】