29日、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルが27日に報じたところによると、デンマーク玩具大手レゴの副会長は、同社が昨年、中国の現代美術作家の艾未未氏に製品の販売を拒否した問題について、社内のミスだったと述べた。資料写真。

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2016年4月29日、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルが27日に報じたところによると、デンマーク玩具大手レゴの副会長は、同社が昨年、中国の現代美術作家の艾未未(アイ・ウェイウェイ)氏に製品の販売を拒否した問題について、社内のミスだったと述べた。

艾氏は昨年、オーストラリアでの展示に使用するため、レゴブロックを注文していたが、同社は製品が政治的な作品に使用されるとの理由から、注文を拒否していた。これを受け、ソーシャルメディアなどで同社の対応に対する批判の声が上がっていた。今年1月、同社が今後は製品の大量注文を受けても使用目的について質問しないと述べた上で、同社製品を使用した作品が公の場に公開される際には、同社が特定のプロジェクトを支援したり公認したりしないことを明記することを求めるとの方針を表明していた。同社のケル・キアク・クリスチャンセン副会長は28日、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルのインタビューで、艾氏からの注文を拒否したのは、同社の組織の下層部にある消費者サービス部門の担当者だったと述べ、社内のミスだったと説明した。

この報道に、米国のネットユーザーからは、「これはミスなどではない。憎悪に満ちた政治的正しさという愚かさによるものだ」「レゴ社が、幹部の責任ではなく下層部の従業員の責任だと認めたとはうれしいことだね」「艾氏はヨーロッパ恐怖症の偏屈者だ」といったコメントが寄せられている。(翻訳・編集/蘆田)