提供:週刊実話

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 Eカップ巨乳を全面に出し始めたカトパンこと加藤綾子アナ(31)のフリー転身に戦々恐々としているのが、先に独立した先輩女子アナの面々だ。昨今、ただでさえ少なくなりつつあるレギュラー番組の椅子を巡り、争奪戦が激しくなることは必至だからだ。

 先輩フリーアナらを狼狽させた加藤アナに対し、突き放すどころか、三顧の礼をもって改めて迎え入れたのがフジテレビだった。
 「4月1日に『めざましテレビ』最後の生出演を終えた翌日の2日から『スポーツLIFE HERO'S』のキャスターに抜擢されることが発表された。フリーになる女子アナを、まだ正式退社もしていないのに自局の新番組のMCに起用するなんて、テレビ界でも例がない。しかも、在籍中の女子アナのヤル気まで奪いかねない危険なキャスティングなんです。これらの前例を翻してでもカトパンを囲い込もうと必死なんですよ」(フジテレビ社員)

 フジテレビがここまでして加藤アナをキャスティングするのにはわけがある。『ゲスの極み乙女。』のボーカル・川谷絵音との不倫騒動で芸能界退場を余儀なくされたベッキーのポジションに、加藤アナを起用するという情報がテレビ界で飛び交っているのだ。しかし、局アナがフリーに転身した場合、最低半年間は他局の番組に出演しないという暗黙のルールがあったはず。
 「そんなのはあくまでも建前に過ぎない。このルールを最初に破ったのが羽鳥慎一。'11年3月に日本テレビを退社した翌月にテレビ朝日で『モーニングバード』(当時)を始めた。カトパンも5月以降に他局の番組に出演する可能性は非常に高い。そもそも、カトパンがなぜ、中途半端な4月30日付の退社なのか? フジが他局の4月改編で司会に起用されることを恐れ、退社を認める代わりに代休消化という名目でこの日付けになったんです。その見返りが『スポーツLIFE HERO'S』の司会だったというわけ。いまや視聴率競争で死に体のフジテレビの最後の悪あがきだったのです」(放送作家)

 5月以降に放映される特番や7月及び10月改編で、加藤アナの姿を他局で見ることは確実な情勢だ。
 「日テレは5月に放映する特番『1周回って知らない話』(仮題)の司会にカトパンを起用したいと思っている。8月に再び特番を放映し、そのまま10月から水曜19時枠の新番組レギュラーのMCとして起用する予定だ。テレ朝も8月に放映予定の特番『国民クイズ』で羽鳥慎一と共にMCに内定した」(制作会社幹部)
 5月以降、各局に“カトパン”旋風が吹き荒れることは必至なのだ。

 そんな加藤アナの台頭で仕事が激減すると目される筆頭候補が『あさチャン!』(TBS系)で司会を務める夏目三久(31)だ。
 「現在『真相報道 バンキシャ!』(日テレ系)、『はくがぁる』(テレ朝系)のレギュラー3本を抱えているが、柱の『あさチャン!』の視聴率はイマイチ。すでに局内では夏目人気の終焉を感じ、次の番組を立ち上げるべくプロジェクトを発動させた。もちろん、狙いはカトパンです」(業界事情通)